地方に住む1若者、go toキャンペーンへの感想を書く

gotoキャンペーンに反対している意見がSNSだと多くみられ、反対署名も5万を超えたとのこと。それに対する経済には全く詳しくない若者の感想を恐る恐る書く。でも、東京中心の意見ばかりで悔しくなったから頑張って書く。

みんな視野が狭くなってないかな。
医療関係者にまわしたい、コロナ対策強化したい、被災地にまわしたい。その気持ちは大事だけれど、「テレビでよくみる不安な大ニュース」しか見えてない。それはちょうど生活が家と職場の行き来だけになっている人に感覚に似ているかも。「今は家と仕事で手一杯。他の繋がりなんて作ってる暇なんてないよ!」って言って、どんどん孤立につながってく状況に似てる。と最初に思った。でもこれは1人の問題じゃ無くて、国民全体を巻き込む問題だからさらに心配なのだ。

大好きなプロレスラー棚橋弘選手の言葉。

「2011年の東日本大震災の時にも仙台や東北、各地のファンからそういったプロレスファンの絆を強く感じました。自分は、こんなときこそ全員が下を向いてはダメだと思うんです。よく身体にたとえて言うんですけど、ケガをした部分を治すには、その周りの細胞が元気にがんばって、いい血流を送りこむことが大事なんです。」(引用元https://www.google.co.jp/amp/s/www.excite.co.jp/news/article-amp/Real_Live_27948/)

全部の巡りが止まったら、みんな終わっちまう。経済にはまったく詳しくないけどそれは感じる。

いまコロナ渦中にある都市部や被災地を助けるためには他が血の巡りを継続する他ない。経済が泊まれば国が止まることになる。そしたらコロナの対策にも被災地にも回すお金もなくなる。それって望む未来と反対の世界じゃないか。

go toキャンペーンは、
首都東京のためじゃない。
私たち地方民が、国を、自分たちの平和な暮らしを持続させるために必要なのだ。当事者はどちらかと言うと地方に住む人だと思うのだ。

ーー
ちなみにざっくり言うと私は
・gotoキャンペーンが必ず県を跨ぐってルールがあるなら反対。県内でもいいなら賛成って感じ。

山形県の吉村知事の「この時期に全国一律はいかがなものか。地方としては手放しでは喜べない。」「第2波が来つつある今、全国一律でなく、地域の実情を知る首長にお任せいただきたい」(引用元https://www.google.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASN7G4CH9N7GUZHB00B.html) 発言に「よくいった!やめるべきだ!」あるいは「トップがそんなこというな!経済を止める気か!」と言ってる人は、知事の発言を理解してないと思う。

たぶんだけど、「キャンペーンとしてはありなんだけど。県外から大勢きてコロナ感染広がったら今までの努力もパァだし(なんならそのパターンで本県では広がってるし)、感染拡大したら経済がちで止まるからさ。山形で安全を保つためにも、現場の私たちが様子を見てスタートしたり制限したりする権限がほしいです。」って意味だとわたしは捉えた。

①コロナ感染拡大地や被災地の人たちはそのまま出来る限り命の持続する暮らしを尊重すること。②そしてそれ以外の人が、自分の生活圏を中心に注意しながらキャンペーンを利用すること。③コロナの広がりが少しでも見えたら拡大地として暮らしを守ることに徹すること。

そういう使い方ならgo toキャンペーンにわたしは賛成派。観光するときは宿泊、観光施設、飲食店、コンビニ、お土産、色々な場所でお金を使う。旅行を企画した人から観光地の掃除をしている人まで、それだけいろんな人にお金が回るって事なんだなぁと思い出した。あと私が住んでる東北なんて、それぞれ県面積がデカ過ぎるからさ。「同じ県内ですが北の方はわかりません。言葉も違うし」みたいな面白現象が起きてるから、県内旅行でも十分楽しむことができる。

そら、東京はじめ大勢いる都市部の人に旅行してもらえたら大きく経済が動いて楽。でも、それは感染拡大の可能性が大きすぎてできないよね。

だから今時期のキャンペーンは「地方民がいまがんばって経済回す」ことと考えてみたほうがいい。

反対する人は、いま行かなきゃよい。
あなたの権限は、「あなたの行動」を決めることだけで、他の人の行動まで決めるものではない。1人ひとりが「自分は感染している可能性があるから今は行かない。」「感染してる可能性が低いから行動する。」どっちも重要な決定。

「わたしは行かないけど、感染拡大地域なのに普通に旅行しようとする人がいるから制限したい」っていう不安はとてもわかる。理想なのは、国の決定じゃなく、各県知事がgo toキャンペーンに関して自由に制限の権限を持つことだと思う。臨機応変に対応できるのは、本社にいる上層部より現場の監督じゃないでしょうか。ええ、経済学にも社会学にも明るくない私の意見はこんな感じです。

キャンペーンの期限は決まってないから落ち着いたら行けばいいし、今までもキャンペーンじゃなくても旅行したかったらしてきたわけで。それでも反対するなら「この人は自分が行きたいけど行けないから不公平だと怒ってるのかな…?」という印象。

無意識みたいだけど、
東京の意見が地方含めた全国民の総意だと勘違いしている人がいる感じがしてウェッ?てなった。

我々地方民は、
特に自ら望んで地方で暮らしている人は
「東京の皆さんがやらないのであれば私たちもやりません!」なんて自分で考え行動することを放棄した人間の集まりではないから。

そして東京都民も私たち地方民も、行政に任せっぱなしのクライアントじゃない。

自分で考えて行動を決める。
国の提案に対して、
する、も行動。しない、も行動。
自分の責任で決めるってこと。
それが生きるってことじゃないのか。

事細かな指示を待っては批判と揚げ足取りを繰り返して、でも新しいアイデアも出なくて、時間が経つほど不安は増えて、手遅れになっていく。それで何が解決するのか私にはわからない。いまはそれぞれができることを自分たちで考えて試す他ない。

いまある幸せを思い出してほしい。
家族との時間とか、大好きな趣味とか、地元の風景とか、温泉入ってあったかいとか。ずっと続いたらいいなって思うものが思い浮かんだ人は、それがなんで今保てるのか、何によって奪われるのか少しだけ考えてみてほしい。

コロナがそれを奪うかもしれない。
でも経済が止まってしまったら、確実に奪われる。それはあなただけじゃない。もしかしたら、すでに奪われ始めている人たちが旅行の過程で関わる人たちの中にいるかもしれない。

巡らせれば、必ず他のところにも届く。
gotoキャンペーン活用したい。だから頼む、お金と休みをくれ〜。早くプロレスが地方興行もわんさかできる世界になりますように。

前の記事で僕って言ってたけど、わたしに戻しました。僕とかめっちゃ慣れない。

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