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雑記「コアラ」

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コアラに対して僕が抱いているイメージ。

「あの人の学ラン黄色いし、5輪の自転車に乗ってるし、肩にモモンガ乗せてるし

何かヤバそうだからあんまり関わらない方が良さそうだなと思いつつ

気が付くと憧れに似た眼差しで見ている

ヤンキー集団には属してないけどヤンキー達からは一目置かれている高校の先輩」

に近い。

ちなみに僕が高1で、コアラは高3。


コアラの一般的なイメージと言えば

1、オーストラリアに生息している。

2、ユーカリの葉っぱを食べる。

というところ。

さて、オーストラリア。

その国土の実に7割程度が砂漠であり

残り3割に人が住んだり植物が生えたりしています。

さらにその国土の3割未満の緑地の7割にユーカリ種の木が生えています。

つまりオーストラリアの植物の大部分がユーカリであるわけです。

そして、ユーカリ。

ユーカリには毒があり、野生動物達はそれを食べる事が出来ず

残りの少ない植物を取り合っているわけです。

実はその昔、コアラもユーカリを食べる事が出来ませんでした。


しかしコアラは考えました。

「ユーカリ食べれたら最強じゃね?」

そしてコアラは果敢にもユーカリを食べ始めたのです。

そしてついにコアラは1000種類程あるユーカリから弱毒のユーカリを見つけ出し

ユーカリの毒を体外に排出できる体を手に入れました。

コアラ、オーストラリアの植物の大部分を手中に収め

更に、敵の来ない安全な高木の上での生活も約束されたってよ。

しかしユーカリには栄養がほとんどありません。

がっつり食っても、1日のうち20時間くらいは寝たりぼんやりして

なるべくカロリーを消費しない事に努めています。

つまりコアラは、これまでの刺激的な暮らしと引き換えに

種族の繁栄を、自ら手に入れたわけです。


野生の動物だったら当たり前じゃね?

とも思いますが、じゃあ何故他の動物はユーカリに手を出さなかったのか。

よっぽどヤバい行動だったんだと思います。

カンガルー「うわ、食った!ほら、死ぬじゃん!」みたいな。


さて、僕はと言えば、生の毒の葉っぱ、苦そうだなー

などボヤボヤ考えながらルマンドを齧る午後3時の残暑。

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