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ガサツな父とガサツな娘が作る自作防音室 シーズン3

はじめましての方ははじめまして!

すでにご存知の方は、お世話になっております!

菊花ゆいです。

ガサツな父とガサツな娘が作る自作防音室、シーズン3の今回は...

自作防音室の中でとても難しいと言われる、ドアと換気扇について書いて行きます。

っとその前に、シーズン2からだいぶ進んだので、写真で経過をお知らせします。

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横のパネルがたちました。

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床ができました。

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有効ボードを貼りました。(左の床の隙間はコーティングで後ほど埋めます)

それでは早速ドアについて書いて行きます!

まずドアですが、ドア自体はシーズン2でご説明した通り、有効ボード(内側)→グラスウール→遮音シート→板(外側)で作ります。

ただし他の面(サイドや床)の板はコンパネを使っていますが、ドアだけはベニヤにしました。

なぜかというと、ドアは蝶番で止めるのですが、これがコンパネを使うと重みに耐えられない可能性があるからです。(コンパネは重量がかなりあります。)

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ドアに遮音シートを貼った画像です。

蝶番はこういう商品です↓(防音室制作に必要な材料はシーズン2の最後に全てまとめてあるのでそちらもぜひチェックしてみてください。)

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こんな感じで蝶番で本体と止めます。(蝶番をつけた後で、板を貼り付けているので羽根みたいな部分は隠されています。)

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ドアを取り付けた写真。

ドアを作るときのポイントなのですが、ドアは他の部分と違って、サイズピッタリに作るのはNGです!!

ピッタリ作ると開閉ができなくなってしまいます。必ず作るときは少し小さめに作ります。隙間がありすぎると防音効果がなくなり、かといって隙間がないとドアが閉まらなくなる。ここが一番難しいところでした。

そして隙間は隙間テープで埋めます。

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最後に取っ手をつけて完成です。(ロックをしっかりかけるタイプのドアノブもありますが、素人には取り付けがとても難しいのでこういう簡易的なノブにしました)


次に換気扇。

換気扇はつけるか迷ったのですが、結局ロスナイというメーカーの換気扇をつけました。

これは、YAMAHAのアビテックスにもついている換気扇です。

ロスナイは、熱交換タイプの換気扇です。(熱交換器により吸気と排気を同時に行う省エネ換気)

防音効果(遮音性)
屋外・屋内の音が気になる空間に最適。
空港や工場、幹線道路沿いなど、室外の音が気になる部屋に、またピアノ室やオーディオルームなど、大きな音を出す部屋に、防音効果の高い「ロスナイ」をおすすめします。

ロスナイの公式サイトにも遮音性を推している記述があるので、こちらにしました。

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ロスナイのサイズ感はこんな感じ。お馴染みCASIOのミニ鍵盤とほぼ同じ大きさです。

ロスナイは本体の他に必要なものがあります。

フード、電源コード、吸排気パイプです。



それでは早速取り付け工程をざっくりですが書いて行きます!

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壁に穴を開けます。穴の大きさはφ120

穴はホームセンターによっては開けてくれる場所があります(私の行きつけのホームセンターは基本NGなのですが、防音室作りで通いつめていたからか仲良くなって特別にOKしてくれました涙 自分ではどうしても綺麗に穴が開けられなかったので施工のおじさまに感謝!!)

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次にロスナイの後ろについている銀色の蓋をロスないから外します。

そして、吸排気パイプを用意します。吸排気パイプは自分の壁の厚さに合わせてノコギリで長さをカットします。

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こんな感じで、壁から約3cmくらい出る長さが目安です。

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そしてこの2つを合体。コーティングして固めます。(微妙に野性味溢れる父の手が写っているのは気にしないで)

壁にプレートをつけます。

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次にロスナイ本体のカバーを開けます。

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赤く丸をした部分。ここに購入した電源ケーブルを差し込みます。

電気工事になるので不安でしたが、超簡単でした。ただ差し込むだけ!

銀のプレートに本体を接着します。

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どーんっ!!

なんとかできました!外側(吸排気パイプが出ている側)にはフードをつけてfixです!(大事な部分以外省略している部分があるので、ロスナイ使う方は一度説明書読んでからつけてくださいね!)

以上が自作防音室の中での最難関であるドアと換気扇についてでした!

そして、唐突なのですが・・・

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防音室、完成しました。

次回はいよいよ中について・・・

・どんなレイアウトになっている?

・実際吸音効果はあるの?(比較動画をつけられたらと思っています。)

・防音効果はどう?(測定アプリを使う予定)

・録音するのにどんなシステムにしている?(DAWをリモートコントロールしているのか?はたまた・・・)

等々・・・書くことが山ほどあります!!

それではまた、シーズン4でお会いしましょう!菊花ゆいでした





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