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【ルパン三世VSキャッツ・アイ】長年愛され続けている2組の大泥棒が対決!?

皆さんこんとむとむ~!2月に入り今月はバレンタインや節分など行事ごとが盛りだくさんですね。ゲームやアニメでもこの時期は行事ごとにちなんだイベントなどが開催されたりするので楽しみです!ところで皆さん、現在Amazon Prime Video限定で公開されている『ルパン三世VSキャッツ・アイ』はご存知でしょうか?今年でルパン三世50周年、キャッツ・アイ40周年になり、それを記念したコラボ作品になります!物語は1980年代の日本とフランスを舞台にルパン三世とキャッツ・アイが活劇を繰り広げる内容でまさに夢のコラボ!その魅力と物語の注目ポイントについて紹介しようと思います!

1.『泥棒×怪盗』舞台は1980年代の日本とフランス!

INTRODUCTION
1981年、東京。
昼は喫茶店を営み、夜は怪盗キャッツアイとして世間を騒がす美人三姉妹、瞳・泪・愛は、美術展から一枚の絵画を盗み出す。同じ頃東京に現れた、神出鬼没の大泥棒・ルパン三世。彼もまたとある武装組織を出し抜き、絵画を盗むことに成功した。
両者が盗んだ絵はどちらも、画家ミケール・ハインツの描いた作品―。三連作「花束と少女」の一枚。
キャッツ三姉妹にとっては、父であるハインツの消息を掴むための重要な手がかり。
伝説的な泥棒の“獲物”が自分たちと同じであると知った彼女たちは、その眼差しに美しい闘志を宿す―。

『ルパン三世VSキャッツ・アイ』公式サイトから

1月27日よりAmazon Prime Videoにて独占配信中の作品『ルパン三世VSキャッツ・アイ』モンキー・パンチ氏の名作『ルパン三世』アニメ化50周年、そして北条司氏の初連載作品『キャッツ・アイ』原作40周年を記念したスペシャルなコラボ作品が公開されています!

この作品の舞台が1980年代の東京、フランスを舞台にしており、これは『キャッツ・アイ』連載当時の1980年にスポットを当てているんです。その世界観に合わせ、『ルパン三世』の衣装は時代に合わせPART5振りのピンクジャケットを着用。こうした制作陣のこだわりが感じられるのは双方のファンからみても、とてもテンションが上がりますね。そして作中で登場するものの中で特に重要となるターゲット、お・た・か・ら!それがキャッツ・アイの父が残した3枚の絵。父の手掛かりとしてなんとしても手に入れたいキャッツ・アイと同じくお宝を狙うルパン三世!両者の譲らない戦いとやがて明かされる絵に隠された秘密。これをみたら冒頭から最後までドキドキが止まらないことでしょう!

2.声優陣、制作スタッフ、楽曲共に豪華なラインナップ!

作中に登場するルパン三世のキャラクター声優はおなじみの豪華メンバー、ルパン三世役・栗田貫一 。次元大介役・大塚明夫。石川五ェ門役・浪川大輔。峰不二子役・沢城みゆき。銭形警部役・山寺宏一。次元大介役の大塚明夫は新たにルパンファミリーの仲間に加わってから日が浅いですが、素晴らしい演技でさすが大物声優!大塚明夫演じる次元大介にまだ少々耳が慣れないところがあったのですが、今作を視聴しそれがなくなるほど作中での次元大介の活躍と迫真の演技に心打たれました。

そしてキャッツ・アイのキャラクター声優は来生瞳役・戸田恵子 。来生泪役・深見梨加。来生愛役・坂本千夏。戸田恵子は瞳役を今回、30数年ぶりに演じていますが、その声は時の流れを感じさせません。さすがプロだなと実感しました。来生愛役の坂本千夏はテレビ版から継続で担当し、来生泪役を演じる深見梨加は藤田淑子さんに代わって今作で初めて来生泪を演じました。いままででは見ることのできなかった新たな来生姉妹3人の掛け合いはとても新鮮でした。

劇中歌では双方のものを使用しており、『ルパン三世』側はPART4、PART5、PART6の楽曲から未発表音源も含めて選曲。テーマ曲については『ルパン三世 THE FIRST』で使用されていた「THEME FROM LUPIN III 2019 ~ Playback'80」が起用されています。『キャッツ・アイ』側からはテレビシリーズの劇伴を選曲しており、どれも過去の作品を観てきたファンからすると流れた瞬間にテンションが上がること間違いなしだと思います!

3.作画はセルルックCG!レトロでスタイリッシュな爽快アクション!

今作の特徴として、アニメーションの作画が手書きとは異なりセルルックCGという技術を用いています。セルルックCGとは3Ⅾアニメを2Ⅾアニメ(作画アニメ、セルアニメ)の作画に寄せたアニメーションのことです。その技法を用いることで、セル画や手書きの作画とのなじみがあり2Dアニメーションの一部に使用していても浮かないことや、2Dの作画ではコストや時間がかかってしまう細かいキャラクターの動き、表現が難しい激しいアクションなどを表現することができるのが特徴です。

作中ではほとんどがセルルックCGで制作されており、3D感があるのですが、そこまで感じなくリアルっぽさの中にアニメ感があるように感じました。2Dアニメーションの良さを完全に消さず3Dならではの激しく爽快なアクション、特にキャッツ・アイのワイヤーアクションやルパン三世のガンアクション、そして両者ともにみていてテンションがあがる演出と言えば豪快なカーアクション!想像以上に激しい動きとエフェクトのクオリティが高く魅入ってしまいました。この技法を使った作品はまだそんなに多くはなく、今回の作品で私自身セルルックCGへの期待や関心が高まったのできっと皆さんもこの技法の凄さをその目で体感し私同様今後の発展に期待を持っていただけるのではないかと思います!

4.まとめ:2つの作品が違和感なく1つの世界に溶け込んでいて最高のコラボ作品でした!

現代の最新技法で描かれたコラボ作品、世界観を崩さず双方の良いところがギュッと詰まった素敵な作品でした!今作でしか登場しないキャラクターとの関係性やルパンとキャッツ・アイの掛け合いやバトルはまさに圧巻の一言です!双方の作品を知らない方でもアクションアニメとしてのクオリティも高く、楽しめる作品だと思いますのでAmazon Prime Videoに加入している方はぜひ、視聴してみてください!

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