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【マッシュル-MASHLE-】魔法の世界を筋肉で解決する、アブノーマル魔法ファンタジー!

みなさんこんとむとむ~!皆さんお久しぶりです、オタ活ライフいかがお過ごしでしょうか。ゴールデンウィーク中には劇場版名探偵コナン、ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーが大ヒット、推しの子や鬼滅の刃など人気作品のアニメ放送が本格的にスタートするなど5月はアニメコンテンツが充実しているなと感じています!今日は週刊少年ジャンプからアニメ化し話題となっている作品「マッシュル-MASHLE-」について紹介しようと思います!

1.魔法の世界で魔法が使えない主人公が極めたのは、筋肉!?

INTRODUCTION
ここは、魔法界。ここは、魔法が当然のものとして使用される世界。
そんな魔法界の深い森の中で、一人筋トレに励む少年。
その名はマッシュ・バーンデッド―彼の秘密は、
魔法が使えないこと。
家族との平穏な暮らしを望む彼だったが、
ある日、突然命を狙われ、なぜか魔法学校に入学し、トップである「神覚者」を目指すことに。彼の鍛え抜かれた筋肉は、精鋭の魔法使いたちに通用するのか…⁉
鍛え抜かれたパワーがすべての魔法を粉砕する、
アブノーマル魔法ファンタジー堂々開幕ー‼

『マッシュル-MASHLE-』公式サイトから

2023年4月時点で累計発行部数が500万部を突破し、アニメ化だけでなく舞台化も決定しています。日本だけでなく世界各国でも今話題沸騰中の作品。本作は魔法が使えることが当たり前の世界で一切魔法を使うことが出来ない主人公『マッシュ・バーンデッド』が筋肉を駆使して物理で魔法学校の頂点を目指すという筋肉×魔法の独特の世界観が特長になっています。

作者の甲本一は学生時代のころに『ボボボーボ・ボーボボ』と『銀魂』にハマり、その影響から「ギャグ・コメディ漫画家」を目指したのですが、挫折し一度大学を出て社会人に。その後、「2年以内に連載できなかったら諦める」と心に決め、親を説得して再び漫画家を目指し、本作でデビューできたとのことです。この2作品に影響を受けているのもあってか作中ではシュールなギャグ要素の展開が多く描写され、稀に見せるガチバトルシーンとのギャップが癖になります。

2.シュールなギャグ展開!魔法と殴りのバトルアクションが面白い!

上記で少し触れましたがこの作品の魅力はシュールなギャグによって生まれるギャップにあります。まず本作のひとつのこだわりとして各章のサブタイトル名、こちらが「マッシュ・バーンデッドと○○○○」といったようにタイトルの形がほとんどこれになっていることです。これは作者曰く魔法の世界を描いている作品なので、魔法作品で有名なハリーポッターシリーズのタイトル名の形をオマージュしたものになっているそうです。現在テレビアニメが6話まで放送されていますがその各話数のタイトル名は全て「マッシュ・バーンデッドと○○○○」と書かれています。こういった作者のちょっとしたこだわりを知るのも面白いですよね(笑)

作中では魔法学校での訓練や試合など魔法を駆使して対戦するシーンがよく出てくるのですが、マッシュ・バーンデッドは魔力がなく、魔法が使えないのでどう訓練や試合を魔法を使わずどう乗り越えていくのかが観ていて面白い点です。箒で空を飛ぶ授業シーンでは箒を思い切り投げ、高速で飛んでいく箒に瞬時にまたがるという珍プレーから空中で足をバタバタして浮遊するなどもはや魔法よりも凄いことをやってのけてしまう行動に思わず『そうはならないだろ!』とツッコミを入れてしまいたくなってしまいます(笑)

その他にも敵が放つ魔法攻撃をこぶしで弾き返したり、魔法の杖を投擲の方に投げて使ったりとツッコミどころしかないシュールな行動が多々起こります。その度にクラスメイトの子やマッシュ・バーンデッドの祖父が冷静にツッコミをする部分は思わず笑ってしまいました。シュールな戦闘が主ではありますが、それでも敵が放つ魔法攻撃やマッシュの肉弾戦はゴリゴリに動き回りアクションもかっこいいのでそのかっこよさと行動のシュールさのギャップにいつの間にか魅了されてしまうこと間違いなしです!

3.ジャンプ王道の友情・努力・勝利。ハマる要素はやはりこれ!

「ワンピース」や「ドラゴンボール」などジャンプ作品に要素としてよくある王道展開、友情・努力・勝利。この3ポイントはやはりジャンプ作品なだけありしっかりと抑えてありました。アニメ冒頭ではマッシュ・バーンデッドが魔法の森の奥深くでトレーニングをする描写があるのですが、地味にきついトレーニングメニューをなんなくこなしているところから彼がそうとうヤバい人間であることがみてとれます。ある種の俺強い系の主人公ではあるのですが、その裏ではしっかりと努力した末に得ている力というのが伝わります。

この作品の世界では魔法が当たり前、ということから魔法が使えない人への差別や格差がひどく、まったく魔法が使えないマッシュはこの世界からひどい仕打ちを受けてしまいます。そこで魔法学校で良い成績を残しトップである「神覚者」になれば世の人たちに認められるのではないかと考え、魔法学校に入学します。入学する際の筆記や実技試験などどのような方法でクリアしたのか。ぜひ自分の目で確かめてみてください、かなりぶっ飛んでいますので(笑)

そして学園生活では新たにできた友達との交流が描かれます。学園内でも魔法が上手く使えないものはいじめられたり、両親の地位を利用し逆らうことのできない上下関係を築いたりと学内でも派閥があるのですが心優しいマッシュは友達がいじめれているところを助けたりと友達思いな一面をみせてくれます。

入学試験以外にも学内での定期的な試験や、上級生や同学年の魔法使いの子に勝負を挑まれたりと闘う場面が多々あるのですが、そのたびに魔法を使わず肉弾戦で予想の斜め上の行動をとってマッシュが勝利することがほとんどです。本作ではこの友情・努力・勝利の3ポイントが描写されているとともに逆要素やクオリティの高いバトルアクションも折り込まれているので安定して面白い作品だなとアニメを視聴して感じました。やはりジャンプ作品は面白い作品が多いですね!

4.まとめ:独特な世界観で笑いをとってくる、謎に中毒性のある作品

魔法の世界で筋肉、物理で解決する主人公という斬新な設定でその世界観とキャッチコピーで作品をみた時のファーストインパクトが衝撃的でした。私も作者と同じで『ボボボーボ・ボーボボ』や『銀魂』といったギャグアニメが大好きでしたのでそれもあって『マッシュル』は自分の中でハマるべくしてハマったのかもしれません。シュールなボケと鋭いツッコミ、魔法と肉弾戦のバトルアクションが好きな方にはぜひおすすめしたい作品のひとつです!

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