突然ですが、今日、生まれて初めて、長く一緒に暮らしたうさぎを見送りました。今頃は不自由だった身体を抜け出して魂に戻り、また元気に走り回っていることでしょう。
7年ほど一緒に住んでいて、つい半年前に息子と巣立っていったのですが、具合が悪くなり、数日前に家に来て、共に過ごしていました。
活発だった彼女は自力で全く動けなくなって、昨日ついにはほとんど食べられなくなりました。その日の夜には久々に鳴いているのを聞きました。「くぅーん」っていうような声で。息子を呼んだみたいでした。うさぎもちょっとだけ鳴くんですよね。
諸行無常です。魂は永遠だと知っていても、同じ身体で同じ名前のこの子がいなくなってしまったことが、思ったより寂しいです。持ち主がいなくなった物たちがいろいろ家に置かれているので、余計です。今日は素直にこの気持ちに浸りたいと思います。
真っ白で美しいうさぎでした。とてもプライドが高くそれでいて甘えんぼう。でも元々野生味溢れる生活をしていたせいか、人に腹を見せることはなく、熟睡しているのをみたこともありませんでした。
お疲れ様でした。またご縁があったら、いつかどこかで、また違った姿で会いましょうね。
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