短平手ー離れ型2

手相のKY線は実はKYじゃない?!

私は手相も見るのですが最近こういう手相の方を見かける確率がすごく多いです。

画像のように、親指に添って斜めに湾曲している赤線(生命線)と、その上の赤線(知能線)のように始まりが離れているこの形のことを「離れ型」と言う。離れ型のことは一部でKY線とも呼ばれて、空気が読めない人と言われたりしているようです。一般的に生命線と知能線はくっついている場合が多く、離れ型の人は1割と言われています。生命線と知能線の始線の部分が離れる距離があるほど、世間とのずれの度合いが多くなる傾向にあります。

短平手ー離れ型2

確かに「離れ型」の人は本質的には大胆で人の気持ちに疎いところもある。画像位離れ方が激しくなると世間的には発達障害などとみられることもあるかもしれません。でもそれは、どちらかと言うと枠にとらわれずに自分を貫ける人、というニュアンスが強いと思う。そしてこれはリーダーの資質であったり、あるいはパイオニアになれる資質かもしれない。

最近、私の周りにこの手相の方が多く来られて、一様に人間関係に悩んでいる。本当によく見かけます。そして、人とぶつかるとか、人の気持ちがわからない、自分が相手にひどいことを言いすぎて後悔するなどの悩みが多い。あるいは、一人が好きであまり人と関われない人だと思っていることも多いです。

「離れ型」の人はほとんどの場合、大器晩成型で、若い頃は人間関係で悩むようになっているように私には見えます。かなりの確率で。純粋に離れ型だけの性格だと他人はお構いなしでわが道を進む感じになります。でもそうではなく、ほとんどの場合、人生の途上で人間関係で悩むようになっているんです。そしてその悩みから多くを学び、人の気持ちが理解できるようになり、人の痛みがわかるようになった上で、元々の大胆さを生かした人生の課題に取り組むようになっていくようです(これは数秘などと合わせて読むとそのようなことがわかります。一つの占術だけで判断できないのはそういうことです。)人間関係に悩んだ時期を経て、実はやさしさとか、忍耐力を表すところに変化が見られるようになります。

だから離れ型の方はあまり悩みすぎないでください。今は人間関係に向き合う時期なのだと思って、一生懸命相手を理解することに努めてみてください。そうすると次のステップに行く準備が自分でできていくのです。手相的にも以前の自分より線が増えているはず。できない自分を責めるのではなく、相手を理解できるように悩むあなたが今必要なんだと、自分を励ましてあげてください。

離れ型の方は数年から数十年経ってみたら、思いもよらない自由な自分に出会えるかもしれません。


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