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思い出横丁

noteに来る前は、「あすけん」というアプリに所属していた。どうにかしなきゃいけない体だった。中性脂肪2000(これ本当)尿酸値8.6(いつ通風になてもおかしくない)自分で客観的に食べているカロリーと運動を自覚する取り組みアプリだ。

各々の健康への取り組みやダイエット方法などを情報交換する場で、写真やらコメントやらのやり取りができて、僕にとっては日記代わりになることともちろんカロリー摂取量を自覚するために、毎日欠かさずUPしていた。

ダイエットとは裏腹に、大好きな美味しいお店を載せているうちに、妻との喧嘩や日常で感じたことを、それこそ今のnoteのようなスタイルに変わっていった。僕の日記にフォロワーさんも増え、健康とは程遠いお付き合いをするようになっていった。

当時の僕の悩みは妻との関係だった。読んでくれていた人には、僕がいかに妻を愛して好き好き光線を出しているのに、無視する妻と映っていたに違いない。

そして、その時が来てしまった。

その日を境に、UPすることを止めてしまった。離婚が現実的になった日から。それでも、すべてを止めたわけではない。日記の掲載を止めたのだ。実は、いまだに食べたものは登録している。

これもまた皮肉なことに、記録を付けていた時には達成できなかった体重減が、みるみるうちに減っていき、この1年間で15㎏痩せた。

カロリー入力するたびに、フォロワーさんからの心配コメントが届いていた。わかってはいたが、返信せずにいた。

返信目印である赤い〇の中の数字が、日が経つにつれ、二桁から一桁へ、ついには点さなくなった。

最近、珍しく赤いマークが点った。「あすけん」からのご連絡だろうと思って開けてみると、仲の良かった「しんさん」からだった。「あれから、大分経つけど、どうですか?元気になりましたか?昨日のカロリー摂取の点数が6点(100円満点)だったので気になってしまって」

何だかとても嬉しくなり、連絡を取ってラインIDを交換し、昨夜、初めて新宿の思い出横丁で会いました。

あの当時の話。その後の話。もちろん、今後の話。お互いの環境など、時間を忘れて、二次会まで。

僕と同じ歳だと思っていましたが、2つ上でした。

そして、最後にわかったこと。同じ大学に通っていたこと。きっとキャンパスで出会ったことが、すれ違ったことがあったはず。

運命の出会いに涙して、別れました。きっと、また、お酒飲むと思います。

素敵な出会いに感謝しながら。

note勧めておきました。

🍀I hope you are happier than yesterday.




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