自然と湧き上がってくる、過去の嫌な感情や、これから訪れる嫌なことへの負の感情。そういったものを、心を無にして消せるようにする。訓練を繰り返していると、嫌な感情を浄化する技術が身についてくる。心を無にする力も、継続すれば高いレベルで手に入れられる。

怒ったりイライラすることは、多大なるエネルギーを消費する。深呼吸をして心を落ち着かせること。まずは感情を整えることに注力すること。心の波風を抑えてから、問題に向き合うようにすること。

強制的にさせられる筋トレは拷問のような苦痛でしかないが、筋力向上や美容といった目的をもてた場合は、楽しくトレーニングに取り組める。その違いは、人間の意志やメンタルのみ。筋トレのみならず仕事にしろ何にしろ、工夫して意志を持って前向きに捉えられたとき、大袈裟でなく、人生は変わる。

1年に1回くらいは大きなチャンスだったな好運だったなと思えるような貴重な機会が訪れたりする。いつどんなときにかははっきり読めないけれど、極々たまに突然やってくる。そして、今後もきっとそんなときは来る。そのときに数少ないチャンスをものにできるよう、日々の鍛錬を怠らないようにしよう。

3年前の今日は何を悩んでいたのだろうか。正確に覚えている人はほどんどいないはず。そのときは心の底から悩み苦しんだことも、時間がすっかり忘れ去らしてくれる。今日の悩みだって、これから少しずつ減っていく。1年もすれば随分小さなことになる。深刻に考え込んだって、そんなものであるよ。

辛いときや一生懸命し尽くしているときは、目先の結果を求めたくなる。だが、地に足ついていないタイミングで先走るときこそ失敗を招きやすいときでもある。焦らず、慌てず、じっくりと、種に水を撒き続け、期が熟すときまでじっくり前進するのみだ。

上には上がいるように、(表現はよくないが)下には下がいる。今日の生活をしていくのがギリギリな人からみると、仕事の愚痴や恋愛の失敗などはそのこと自体が恵まれた贅沢な悩みなのだ。今の境遇に有り難みを感じられたとき、不幸な気持ちは引いていく。上ばかり目指すことが全てではないのだ。

自分のことをダメだと否定する人々と一緒にいると気が滅入ってくるが、自分のことを良く思ってくれる人がいると存在意義が感じられる。周囲の人間関係でも日々のメンタルやパフォーマンスが大きく左右される。うまく一緒に頑張れる人を、心より大切にしよう。

嫌だ嫌だと思っていたことも、なんだかんだでさくっと乗り越えられてしまうもの。過去にも様々な大量の嫌なことを乗り越えて今に至るはず。次に訪れる嫌なことも、いつの間にかは過去になっている。そんなに深く思い込まずに気楽にいこう。

天気によって気分が変わる。そんな繊細な人間のメンタルは、仕事や人間関係などではぶれぶれに乱降下する。そんなの当たり前だ。それを認識しているだけでも、調子が悪い日があるのは自然だと受け入れられて、無駄に自分を否定しなくて済む。それとともに、浮き上がるときがまた必ずやってくるのだ。

ぐっすり寝た後には、考えようとしてもネガティブな発想はなかなか出てこないもの。睡眠には偉大な力がある。夜の自由な時間は魅力的で、なかなか寝たくないときはよくあるけれど、1日でとても大事な頑張りどころ。意志を強く、睡眠時間を確保する。寝る勇気をちゃんと持つこと。

上手くいかないことが続くと、未来が閉ざされたような絶望的な気分に陥る。それでも、冷静に客観的に現状を見てみると、まだまだ可能性は多くあり、それだけチャンスが残っていることに気づく。自分の感情と、現実のポテンシャルは全く違うもの。感情によって未来を潰してはならないのだ。