Kとr

生態学の理論でいうK戦略とr戦略の違いについて考えているうちに判らなくなってきたので、参考テキストを読みなおしてみた。
個体数や個体数の増加率という語にはぶれは無いけれど、環境収容力というのはその内容にかなり解釈の余地がありそうだ。

ある種にとっての環境収容力というのは、単純に食物資源の量というものだけではなくて、その種の維持に関わる制限要因だと捉えられる。
繁殖のとき必要な巣穴を掘れる場所とか、競合する種や上位捕食者の存在とかも。

その種に対する環境収容力を決める増殖潜在力の制限要因が、個体群の形質バリエーションにあるのか(r)、個体の適応潜在力にあるのか(K)。
‥‥むづかしい;実際の事例からInductiveに考えたほうがいいんだろか;むむむ。(2023.3.6)

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