セルフ・ダンピング

ベネズエラ国で食料の裁定取引が行われた結果、深刻な物不足が起きているという記事を見た。
ベネズエラの食料不足の仕組み | ベネズエラで起きていること (wordpress.com)

なんとも凄まじい話だけど、これと同じようなことを考えていて、この記事を見せつけてやりたい人たちの顔を、私は思い浮かべることができる。

本邦からの海外支援では、こういうところで安く小麦を買うための資金を供給したり、農業が衰退しているからといって協力隊員を派遣したりという例があったのではなかろうか。
なんて奇特な(そして害をなす)人たちだと思われていたのでは。

べ国では大農場経営を解体して耕作者の自主経営に移行させたり、都市近郊での自給的農園を増加させたりする政策を取っているというレポートを以前見たことがある。
同国は理想の実践に向けて邁進しているという論調だったが、それが好循環を生んでいるという実績については一言も触れていなかった。

今回見た記事から思うに、どうせろくでもないところに堕ちているのだろうと確信した私。
(2023.12.8)


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