みだらであること

日本旅行中のイザベラ・バードは、彼女の著書「Unbeaten Tracks in Japan」によると、1878年の10月30日に京都で、同志社大学の創設者である新島襄氏と対談し、また同日中に西本願寺を訪れて、僧侶の赤松連城氏との対談をしている。

彼女が新島氏に、日本の人々の一番の欠点は何だと思うかと問うたところ、「嘘をつくこと、そしてみだらであること」と即答したという。

また赤松氏には、日本人に広まっている「高潔でないこと」は何だと思うかと問い、その答えが新島氏の発言と正しく一致したということだ。
(出典の訳:時岡敬子)

キリスト教徒である新島氏、仏教徒の赤松氏が揃って挙げたこの背徳のうち、「嘘をつくこと」については大体分かる。

しかし、「みだらであること」とは私にはよく分からない。これは当時の人々のどういう状態を指して言っているのだろうか?この3人(含バード)の間には了解があるようだけど。

表面的な行為のことではなく、深く精神性に根ざした指摘だとは思うけど‥‥う~ん;理解が足りない;
(2023.8.24)

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