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REALITYで作った物語セリフ>剣×ウェイトレス=最強3


《ここにいるのは流石にまずいな…出るしかないか…》

{逃がしませんよ}

《誰だ…》

{私は…第1王妃直属の暗部です}

《何だと…もう手が回ったのか!くそ!透化!》

{透化…前に見ましたね…王子を張っていた時に…
無駄ですよ…密室にいる現状では意味ないです
扉を開けないと外に出られないでしょ?
さて…出て来ないなら眠ってもらいましょうか…
そうすれば透化もとけるでしょう}

《どうかな…》

{虚勢を…女剣士から逃げ出す時、外に出てすぐ物陰に隠れて透化を解いてましたよね
それから変化をして逃げた…
透化は維持が大変なようですね}

《…》

{変化は1度変わってしまえば維持はさほど大変ではないようですが
透化は常に周りの変化に対応しないといけないからですか?}

《…》

{沈黙は正解ですかね…安心してください
悪いようにはしないです
我々の手伝いをしてくれれば貴方の身の安全は保証します
むしろ今よりも贅沢に暮らせますよ}

《…》

{沈黙は肯定ですか?
どちらにしても来てもらいますから大人しくしてくださいね…
我々は貴方のような者が現れるのを待っていたんですよ
ようやく悲願が達成されます…
我々は貴方を歓迎します}



[私の命は長くない…王としての務めを果たせない…その全権を第1王妃に任せる
第2王妃は生まれた国に戻ってもらう…王子も一緒に…
この国はこの国の者でやっていく…]

「くそ!遅かった!やられた!
王の命が長くない!そんな事あるか!ついこないだ話したばかりだぞ!
全然弱ってなんかいなかった!普段通りで元気だったんだ!
くそ!変化の奴は第1王妃に捕まったか…」

❲王子…不味いですぞ…このままだと王子は国を出ないといけません
そうすればもうこの国に干渉できませんぞ❳

「そうだな…今やるしかない…あいつを捕まえないと…」

『おい!ナンパ男!これはどういう事だ!何で変化の奴が広場の上…城から話してるんだ!』

「お前!何でここに?」

『ナンパ男の気は分かるからな、近くに入れば分かる』

「そうか…そうだったな…詳しい話は後だ今はあいつを捕まえる!手伝ってくれ」

『うむ…了解した…隣のお方は…剣聖殿ですね』

❲そうだが…王子…この娘が?❳

《そうだ…こいつが剣聖に話した女剣士だ…」

❲そうですか…うむ…強いな…❳

「そうだろ…ん?女剣士…どうした…
剣聖の事か?だが今はそんな場合じゃないんだ…
事が終わってからにしてくれ」

『そうじゃない…いや、それもあるが…
ナンパ男…お前…王子…
剣聖…このプレッシャー…師匠と同じ…間違いなく本物だ…
その剣聖と親しいそうに話して…本当に王子なのか?』

「ああそうか…俺はこの国の王子だ…今はまだな…
母親の国に戻されるみたいだがな…」

『うむ…色々と含む所があるが…私はどうしたらいい?
謝罪をして、です。ます。と話した方が良いか?』

「何言ってるんだ…今まで通りでいい…」

『そうか…分かった…まさかナンパ男が王子だったとは…
これからはナンパ王子か…』

「おい!ナンパはいらないだろ!
それは俺が王子だって事を隠すためについた嘘だ!」

『そうなのか?じゃあお前はナンパな奴じゃないのか?』

「違う…」

『そうか…良かった…私はナンパな奴は好かんからな…
お前はいい奴だ…ナンパな奴じゃないなら好きだぞ』

「お前…」

❲お2人共…今は自嘲してください…王の話も終わりますぞ❳

「ああ、そうだ…今はこんな事してる場合じゃない…女剣士…話は後だ」

『ああ分かってる。剣聖殿この件が終わったら話があります』

❲そうか…儂もお主と話がしたい…
この件をさっさと片付けて話を聞くとしよう❳

「おい!王が城の中に戻るぞ…行くぞ!」

『おい…私も城の中に入って大丈夫なのか?』

「問題ない!俺と剣聖が一緒にいるんだからな!」

❲そうですぞ、我々に声を掛けられる者などいませんぞ!❳

「我々…剣聖お前にだろ…皆怖がって逃げちまうからな」

❲む…そうなのですか?❳

「自覚ないのか?お前はすぐ戦いたがるだろ、皆ボコボコになりたくないんだよ」

❲ボコボコとは?ちゃんと手加減してますぞ
あれくらいでねを上げるなんぞ訓練が足りないですな❳

『2人共余裕だな…』

「そうでもないさ…これは明らかな罠だ…
だがその誘いにのるしかない…」

❲うむ…そうですな…民衆の前であんな話をしたら王子が来るのは誰だって分かります
それなのに兵も置いていない…王の間に何かありますな…❳

『そうなのか…2人は凄いな…私は分からなかった…』

「凄くなんかない…罠と分かってても行くしかないんだ…対策もない…知らずに行くのと大差ないぞ」

❲そうですな…まあ心構えだけはできますぞ❳

「ああ、何が起きてもいいように気を引き締めていけよ」

『うむ…分かった…』

「王の間…ここで奴らが待ち構えている…行くぞ!」

〘よく来たな王子よ!〙

「第1王妃…と王…」

〘何じゃ…あまり驚いてないようじゃな…〙

「何…驚く…驚いてるさ…お前の醜さにな…」

〘妾が醜い…そうか王子は目が悪いのじゃな…〙

「俺は目はいいぞ…お前の醜悪な顔がよく見える…」

〘ほう…なるほどのう…王子は目が腐っているようじゃな…
まあ、ここで死ぬのだから、どうでもいい事じゃな…〙

「死ぬ…俺が?」

〘そうじゃ…お前等は王への反逆…王殺しの罪でこの場で殺されるのじゃ〙

「そういう事か…じゃあ、もう、王は死んでいるのか…」

〘ふふ、この王が偽物と分かっておるか…
王は生きておるぞ…意識は無いがな…王子を殺したらすぐに殺してやろう…〙

「王が生きている…良かった…なら、お前等を倒して助けるまでだ!」

〘妾を倒す?お前等が?無理じゃな…
それにしても王子が来てくれてよかったぞ…国外追放しただけでは心配でのう
王族の血が残っていると安心できぬ…殺せてよかった…〙

「もう俺を殺した気でいるのか…
大した自信だな…見たところ兵もいないが…お前と変化の奴だけで戦えるのか? 」

〘妾と此奴?〙

{私もいます}

「何だ!お前は第1王妃の暗部か…他にもいるのか?」

〘他?いないぞ。必要ないからな…妾と暗部長2人で十分じゃ〙

「何…お前等2人?変化の奴は戦わないのか…」

〘この亜人か?こんな奴戦力にもならない邪魔なだけじゃ〙

「亜人…そうか変化の奴は亜人だったのか…まあ今さらだな…
俺達も舐められたもんだな…この国最強の剣聖もいるんだぞ…
その剣聖と同じ剣術を使う女剣士も、
俺も剣聖には及ばないが強いぞ」

〘確かに人間の中では強いみたいじゃな…じゃがそれだけの事じゃ問題ない〙

「大した自信だが…その言い様だとお前等が人間じゃないみたいに聞こえるな」

〘そう聞こえるか?〙

『 おいナン…王子…こいつは何だ…本当に人間なのか…そもそも第1王妃とは何者なんだ?』

「何?第1王妃は第1王妃だろ…」

『そうじゃない…第1王妃は位の高い貴族とか何処かの国の姫なのか?
他国の姫が第2王妃なんだろ、それよりも上なのか?』

「何…分からない…そういえば…第1王妃の事何も知らない…剣聖は知ってるか?」

❲ふむ…気づいた時には婚約者になっておりましたな…
生まれも何も分かりません…なぜそれを不審に思わなかったのでしょうな❳

〘ふふ、当たり前じゃ妾の存在が不審に思われぬよう認識阻害の魔法がかけられておるからな…この国全体にな
小娘…貴様には効いてなかったようじゃが…貴様はこの国の者じゃないのか…何者じゃ?〙

『私はこの剣聖殿の兄弟子の弟子だ』

〘そうか…小娘…貴様が王子が会いに行っていた奴じゃな…〙

『王子…確かに毎日来ていたな…』

「おい…そんな話今はいい…
それより、俺達はずっとこいつに騙されていたのか…何者なんだこいつ…」

『何かは分からないが…気が無い…人間とは思えない…
魔力が人の形をしている…そんな感じだ』

「何だと…」

❲むむ…確かに…気を感じられない…こんな事にまで気付かないとは認識阻害魔法とは厄介ですな…
気が無いと言う事は先読みが出来ない…少々厄介ですな…
儂は戦闘経験があるからまだいいが女剣士は兄弟子としか戦ったこがないのだろう…ああ後王子か…それでは経験がなさすぎる❳

『確かに対人経験は殆どないが、気がないモンスターとの戦闘はあるから、気が読めなくても戦えるぞ』

「そうか…」

〘ふふ、まあ先読みというやつが使えても変わらんがのう
妾には勝てない…それにしても小娘には分かるのじゃな…
今更隠す必要もないしのう…お前等は死ぬのじゃからな…
妾は悪魔じゃ暗部長もな〙

「悪魔だと…」

❲ほう…悪魔…昔話に出てくる存在ですな…実在したのですか…❳

〘そうか…人間の中では悪魔はそのような存在になってしまったのじゃな
神族の奴等に魔界に追いやられてからそんなに時が経ったのか…
人間界に残った奴らは共存なんぞとほざいて、人間と交わり亜人などという忌まわしい存在を生んでしまいおったからな
人間なんぞはただの家畜じゃというのに…〙

「ひどい言われようだな…
それにしても亜人が魔族との混血種…
人間も嫌ってる奴は多いが悪魔からも嫌われてるのか…」

〘ふん…亜人なんぞ、悪魔の恥じゃ滅ぼしてくれるわ…
此奴も…そうじゃ…まさか亜人だったとはな…用が済んだら始末する
亜人なんぞとは一緒に居られないからのう〙

「そうか…変化の奴はこいつ等の仲間じゃないって事か…
こんな凄い魔法が使えるなら変化なんかいらないんじゃないか…
洗脳とか催眠みたいな魔法もありそうだが」

〘そうじゃな。そういう魔法もあるが…魔法をかけると普段通りには振る舞えない…様子がおかしいとバレるのじゃ
それに認識阻害の広域魔法を使っているからのう…2重がけは更に精度が落ちる…
だから此奴のような力が必要だったのじゃ
亜人に頼るのは嫌じゃがな…〙

「そうなのか…おい変化の奴…何でこんな扱いを受けてまでこいつ等に手を貸すんだ?」

《…》

「おい!聞こえてないのか?」

〘無駄じゃこの亜人はもう死人も同然…亜人について色々教えてやったら精神崩壊しおったわ〙

「精神崩壊だと…おい聞こえているんだろ!もうこいつ等に手をかさなくていい!こいつ等は俺達が倒す
お前は…そこで見てろ…何もしなくていい…」

《…》

「お前については後で考える…ちゃんと罪を償ってもらうからな」

《罪…そう…私は…罪人…私は…いらない存在…貴方達の言う様に…忌むべき存在だった…
私には悪魔の血が混じっている…こんな奴らと同じ血が…
もういいんだ…私には居場所なんか初めから無かった…
私は誰からも嫌われる運命…もう…どうでもいいよ…》

「お前…どうでもいいなら、そこでじっとしてろよ…」

『おい…私はこいつ等が気に入らない!だから絶対倒す!
後すまない。変化の人…貴方…女の子だったんだな…今なら分かる
貴方の気質が変わってる…これが本当の貴方なんだな』

「女の子…お前男って…」

『ああ、前は気質が男と同じだった…今は違う…この娘は気質まで変化させていたみたいだ』

「何…そんな事出来るのか…」

《私が…女…そう…そんな気もする…こんな世界で生きるには…女じゃ生きれない…男じゃないとダメだったから…》

〘ほほう、面白いのう…此奴は自分の性別も偽っておったのか…
しかもそれを自分でも忘れていたと…
おかしい事もおかしいと思わない…いや気付かないように思い込もうとしたんじゃな…此奴はとっくの昔に壊れておったか
いや傑作じゃ、さすが亜人ぶざまな生き様だのう〙

《そうだ…私…なんか…》

『やめろ!ぶざまなんかじゃない!
この娘は必死に生きようとしてきた!周りが敵だらけの世界で…諦めないでずっと…たった一人で…凄い事だ!
ただ間違った事をしてきたが、間違いは正せばいい!』

《…》

〘ふん…何を言おうが変わらん…こいつは殺す…
まずはお前等を殺してからじゃ!さあ、好きに攻撃してくるがよい〙

「本当に舐めてるな…暗部長は戦わないのか…」

{私ですか。戦わないですよ。王妃から指示があれば戦いますが…
ふふ、貴方達は勘違いしてますね…これはただの遊びですから、私は手を出しませんよ}

「遊び…」

〘そうじゃこんなのただの遊びじゃぞ
普通に戦ったらすぐ殺してしまうからな…3人でかかってくるがよい〙