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書く習慣

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『書く習慣』の1ヶ月チャレンジを1年かけて書いてます。 タイムリミットは4月19日です。 追記 : 書き切らずに期限が来てしまいましたが、時間がかかってでも完走させます。
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#エッセイ

Day8 : 自覚のないくちゃくちゃ

食事中に抱く嫌悪感というものはとても厄介だ。 食べることが好きで、食事中はできるだけ目の前の料理に五感を使いたいと思っている。 そんな私の大敵は咀嚼音である。 身近な人の中にえげつないぐらいの咀嚼音を奏でる人がいて、 さすがに不快すぎてこのまま一緒に食事をするのは嫌すぎる!と思ったので 注意してみたが、本人曰く「自分は咀嚼音なんぞ奏でていない」とほざいていた。自覚していないパターンが一番厄介である。 結局それ以来、私が我慢するという方法しかとれなくて 『その人と食事を

Day5 : 欲まみれの小売店

昔から好奇心旺盛で、気になることややりたいことがたくさんあって、 それに伴うように将来の夢がコロコロ変わっていった。 幼稚園の卒園式では壇上に上がり、一人ずつ将来の夢を叫ぶ。 「かみのけのごむやさんになりたいです!!!」 これが当時の私の夢だった。 周りの子がケーキ屋さんだとかサッカー選手だとかキラキラとした夢を 語っている中、幼き私が胸を張り大声で叫んだ夢はまさかの小売店。 今考えてもそんな夢を思いついたのか不思議ではあるけれど、 確か、家の近所にあったモールの中に少

Day3 : それだけのために

住んでいる地域から一番近い水辺は川。 地元では汚すぎると有名で、私の周りでは「ドブ川」と呼ばれている。 色は濁った緑色で入ろうもんなら異臭騒ぎになるほどだ。 実際、その川に落ちた知人からは異臭を放つだけでなく、 蕁麻疹もできていたらしい。 そんな川が身近にあるからこそ、 旅先に選ぶのは綺麗で透き通るような水辺のある場所が多い。 高知県や長野県、北海道など今まで行ってきたところはどこも水が綺麗だった(多分どこに行っても綺麗と感じるとは思う)。 今、特に行きたいところとい

Day2 : 思ってたより悪くない

最近は自分の作品を可愛がれるようになってきて 描くことが楽しくなりつつある。 他人の目を気にしすぎて「このイラストは必要とされるのだろうか」とか 「上手な絵を描かなきゃダメ」と考えては落ち込んでを繰り返して 時間も手間もかけた自分のイラストを卑下してしまう時期があった。 けれど、お仕事をいただけるようになってからは その気持ちがかなり薄れた。 自分の描いたイラストにお金を払ってくださる方がいる、 必要だと言ってくれてる人がいると 自分のイラストを卑下することがむしろ失礼だ