EDHデッキメモ~ 流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン
はじめに
ここ数年、EDHを伸び伸びと遊んでいる。
特別、固定の面子で遊んでいる訳ではない環境。
見つけた面白カードやギミックを中心に適当にデッキを組むスタイル。
2か月に1つペースでデッキをこさえたり再編したりする悪癖があるので、
この度手持ちの5Cデッキに関してメモを遺しておこうと思う。
なお、このデッキは団結のドミナリア統率者デッキ「苦痛の虹」をベースに、
デッキパワーは5~6、パーティー寄りのBattle……くらいです。
ぶっちゃけほぼ手元のカード群から組んでいる形。
デッキリスト
カード名 コスト
で書いていく。コストはWUBRGで。
★:5色カード
カードタイプ分類:枚数(重複しているタイプをカウントした数)
…例:クリーチャー・エンチャント呪文はクリーチャーに1枚と記すけれど実際デッキの中にエンチャントが1枚増えているので
クリーチャー:1
エンチャント:(1)
と記します。
****統率者
流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン WG
****相棒
湧き出る源、ジェガンサ 4 R/G
****プレインズウォーカー:2
運命の手、ケイリクス 2WG
ジャレッド・カルサリオン WUBRG ★
****バトル:1
アラーラへの侵攻 WUBRG ★
****クリーチャー:24
侵攻の伝令、ローナ 1U
悪意の大梟 UB
ガイアの眼、グウェナ 2G
ファラジの旅人 2G ★
フェイ庄の古老 1WG
ギルド渡りの急使 4 ★
巣を守る者、アトラ・バラーニ 1WRG
再誕の天使、リエーン 2WRG
融合の精霊 WUBRG ★
統べるもの、ジョダー WUBRG ★
至高の者、ニヴ=ミゼット WUBRG ★
大渦の大天使 WUBRG ★
双頭のヘルカイト 1WUBRG ★
復讐の神、大口縄 1WUBRG ★
真面目な身代わり 4
ドラコの末裔 12
収穫の手、サイシス WG
セテッサの勇者 2G
生命起源の御神体 3G
隠避残虐の御神体 3B
調和の織り手 1G
彩色マンティコア WUBRG ★
収穫の神、ケイラメトラ 3WG
聖域の織り手 1G
****アーティファクト:7(11)
友なる石 2
秘儀の印鑑 2
統率者の宝球 3
空虚への扉 5
ギルドパクトの秘本 5
ジョダーの写本 5
彩色の宇宙儀 7
****エンチャント:16(24)
真の木立ち WG
女魔術師の存在 2G
果たし合いの場 1WG
めでたしめでたし 2W
蔓延する窃盗 2R
力線の浸透 3G
息詰まる徴税 3W
戦乙女の猛威 3WB
大渦のきずな WUBRG ★
神の乱 1WUBRG ★
万物の聖域 WUBRG ★
穏やかな光の聖域 W
石の牙の聖域 1B
豊かな実りの聖域 2G
夜陰の本殿 3B
静かな水の聖域 3U
****インスタント:3
魔力変 1R/G
森の再生 3WG
連合よ団結せよ 2WUBRG ★
****ソーサリー:9
信仰の復活
探検 1G
遥か見 1G
木霊の手の内 2G
苦い真理 2B
耕作 2G
白日の下に 3GU
虹彩の大渦 WUBRG ★
無慈悲な追い立て 4WB
****部族:1
雄鹿の蹄の跡 1W
****土地:35
~~フェッチランド(7)~~
進化する未開地
広漠なる変幻地
湿地の干潟
草原
山峡
湿原の大河
岩山のタール坑
~~多色土地(17)~~
世界樹
風変わりな果樹園
統率の塔
燃えがらの林間地
梢の眺望
大草原の川
燻る湿地
窪み渓谷
ラフィーンの塔
ジアトラの試練場
神秘の僧院
華やかな宮殿
崩れ行く死滅都市
開拓地の野営地
ジャングルの祭殿
砂草原の城塞
海辺の城塞
~~基本土地(11)~~
平地*2
島*2
沼*2
山*2
森*3
システム
このデッキは4つの戦略が組み込まれて構成されています。
5色呪文
エンチャントレスwith祭殿
物理で殴る
めでたしめでたし
ゲームプレイでは上から順に狙っていく形を取ります。
5色呪文
統率者であるジェンソン・カルサリオンは「多色呪文を唱えると占術1、その呪文が5色であれば追加で天使を出す」というユニークな能力を持っています。
天使は 4/4警戒飛行、すなわちセラの天使!これをいっぱい出す。
そのため16枚の5色或いは5色扱い呪文を詰め込んで、普段の統率者戦では見ない5色呪文と共に天使を叩きつけていくビッグスペル戦術です。
派手で勢いがあり、対戦相手と楽しく交流できるギミックで、これらにそれなりの対策を割かせる目論見もあります。
「アラーラへの侵攻」「神の乱」「連合よ団結せよ」等、面倒くさいカードが多いのが特徴です。
可能なら「大渦のきずな」で続唱をぶち込んで、
①6マナ以上の5色呪文を唱える(連合よ団結せよ、等)
②続唱で5色呪文を追加で唱える(神の乱、等)
③それぞれにジェンソン・カルサリオンが誘発して天使が2体!
………ンンンギモヂィィィ!!!
欲張りギミックです。
エンチャントレス~祭殿~
5色デッキで使えるギミックとして浮かぶ一つが「祭殿」でした。
「万物の聖域」……M21で現れた祭殿を支援する祭殿。
「生命起源の御神体」……神河で現れた祭殿トークンをもりもり出す祭殿クリーチャー。
これらを活かしつつ、デッキの循環を強めるためにエンチャントレスも組み込みました。
本来ならもう数枚入れられるはずですが、5色マナクリであるジェガンサを相棒にしたことで制限が生じています。
「石の牙の聖域」「静かな水の聖域」が強力です。これを複数回起動できれば勝利は目前。
ちなみに「調和の織り手」は緑タップで祭殿の能力を再起動する優れものです。
物理で殴る
自軍の伝説のクリーチャーを全体強化するジョダーや、ジェンソン・カルサリオンから生まれたセラの天使めいたトークンは地上・空中ともに高い制圧力を発揮します。
5色クリーチャーに対して強化を及ぼす「ドラコの末裔」など、全体バフを多めに揃えています。
めでたしめでたし
特殊勝利カード「めでたしめでたし」。
ライフが初期以上、5色をコントロールし、戦場と墓地を含めて6種類以上のパーマネント・タイプ。
これの達成のためにプレインズウォーカーとバトルと部族呪文を差し込んでいます。
弱点はライフ。回復手段がちょっと乏しい(黒の祭殿か、ドラコの末裔くらい)ので、それさえなんとかできれば。
その他
兎にも角にも色が出ないと始まらないので、基本土地サーチ呪文を詰め込んで土地を引っ張り出してマナを安定させています。
相棒のジェガンサは3+5マナかかりますが5色呪文の為に活きてくれる。
ローナ、グウェナも同様。力線の浸透コンボも一応搭載。
もっと良くするなら
土地基盤は脆弱です。タップインランドがてんこもり。まぁここについて言及するとどうしようもないのですが……
入れたいけれど諦めているカードは「大祖始」。ぶっちゃけ出せるだけのマナは揃っているつもり。手に入れたら何かと入れ替えて差し込みたいけれど、それより先にこのデッキリストを供養することになった。
戦績、これから
ビッグスペルを派手にぶちかましてトークンを量産してエンチャントで継続的にリソースを補給する……
EDHはある種の拡大再生産ゲームだと、私は考えがちですがその理念を体現できているデッキです。
速さには劣りますが、やりたい放題している最中に咎められにくい(統率者単体のヘイトもコストも低い)のがメリットかもしれません。
新たな5色デッキを組みたくなったので、ジェンソン・カルサリオン君は一旦お休み。
このnoteは組み直したくなった時の備忘録であり、愛しのデッキの墓標です。
to be continued….. → トム・ボンバディル
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