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お金って何だろう?

 お金って、何だろう。生まれて今まで、お金は私の周りで行き来していた。私を育てるために、親はお金を払って、服を着させ、食べ物を与え、私の欲求を満たせてもらってきた。学校に通い、自分が就職しても、それは生活のため、または自分のやりたい仕事のために、お金を稼いで、自分の生活のためにお金を使ってきた。さらに、自宅の購入のために、借金までして住居を購入した。その借金の返済と、給料としてのお金を受け取り、そして、自分の生活のため、欲求のために、そのお金を使ってきている。

 人は一人では生きていけない。というか、生きにくい。無人島(全く人や機械などとのつながりのないところ)で一人暮らすために、お金がいくらあっても全く役に立たない。せいぜい火をおこすための燃料くらいなものだろう。

 経済生活のなかで、お金は不可欠である。それは人類のほとんどが納得する事実だろう。さらにそのお金は多いほど良しとする人が多いだろう。

 一方、お金は必要なだけあればいい。必要の度合いはそれぞれであるが、生活するための最低限のお金があればいい、という人も多い。人生お金だけじゃないよ、という人の気持ちもよくわかる。

 では、お金って何だろう。私は、自分の思いだと思う。自分の思いでさまざまな使い方ができる。贅沢に暮らすことも、質素に暮らすことも、お金はあっても、使う量(金額)は本人次第だ。そこに自分の思いをどこに持っていくのか。そこがお金を持つ自分自身の生きざまであり、お金を持っている人の使命ではないか。特に、たくさんある人は。

 お金は、自分そのものなのだ。私はというと、今、これを書くまではそんなことを思っていなかったのだ。改めてお金のことを考えてみることも必要ではないか。そんなにあるわけではないけれど(笑)

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