代替案の無い批判はしない
①意見の無い人間はいらない
②代替案の無い批判はしない
これが足立CMOの考え方である。
1分15秒~
「では問います。野党の皆さんは年金を増やす具体的な政策を持っているのでしょうか?具体的な対案も無いままに・・・・」
41分12秒~
「野党については論外。金融緩和をやめろと言ってる党が三っつあります。立憲民主党・共産党・社民党。論外です。れいわ新撰組はロシア非難決議を棄権してます。全会一致で決まるところを。何の理由か知りませんが」
48分05秒~
「ものづくり国家日本にとって電力は命綱。やるべきは節電ではなく発電だ。まったくその通り。国民民主党はいいことを言うな。野党第一党の立憲民主党はどうかというと原発即時廃止しろとか言ってる連中。話にならない。こんなんしかいないのか。それがお前の思いっきりか?」
30秒から
「それがお前のおもいっきりか?」
上念司氏は知的バーバリアン。批判だけでなく具体的な政策の持ち主。検討&先送りの岸田政権の支持する日本人の知性にも疑問を投げかける。具体策のあった菅元総理が評価されず、具体策の無い総理の支持率が上がることに。公共の電波で総理をキッシーと呼ぶ。
上念司のポジション
①金融緩和継続
②原発再稼働 特に世界一の柏崎原発
①②が正論なのか私には分かりません。分かるのは上念司には意見があること。
元7OFCのYouTuberが、どこかの回で言っていた。OFCに良い人は多い。だがOFCはいらないと。OFC不要論。
頭脳は高い。だが肝心要の日商を最大化させる商売の商法をコンサルしてはいない。何をコンサルしているのか?不明である。
CMO。ファミリーマートの事業内容は商売のフランチャイズビジネスです。国内はレッドオーシャンなので店舗数ではなく日商を最大化することでしかトップラインは伸長しません。「商法」を開発すること。それがファミリーマートの成長ドライバーであるはずです。「商品」を開発するのはベンダーの仕事です。
商法開発 ファミリーマート
商品開発 ベンダー
今回はタバコの売上を伸長させる具体的な商法を書きます。
偏差値50 オーダーされたタバコを普通に出す(モノだけを売る)
偏差値70 オーダーされたタバコを工夫して出す(モノ+コトも売る)
オーダーされたタバコをそのまま出してそのまま売る。その売り方は労働生産性はゼロです。何か少しでも工夫して顧客の心に影響を及ぼす売り方が労働生産性の高い売り方。この工夫こそがファミリーマートの事業内容のはず。16000店舗あるので、どんなタバコの売り方がカートン買いを誘発するのか?又は1個買いの予定を2個買う気に変化させるのか?どこでも値段が同一ならばファミマで買おうと想起させるのか?そのケーススタディーやビックデータは本部にあるべき。
どこの店舗がタバコの平均単価が高いのか?平均単価が高い原因がサービスに起因するならば、そのサービスを16000店舗で再現するのが勝ち筋のはず。
どうすれば2つ買ってくれるか?
これを経営会議の議題として真剣に考えることはバカげているでしょうか?喫緊の課題として物足りないでしょうか?
しかし1個➡2個買って頂く。一見すればそれは微差です。しかしそれを再現性のある商法として確立できた時、ファミリーマートにとってインパクトは大きいはずです。ちょっとした商法は16000店舗あるファミリーマートにとってはレバレッジがかかります。微差が大差を生むのです。
では、どうすれば2個買って頂けるのか?私の具体案を書きます。
前提条件
・顧客の視界は広角レンズである。
顧客は見てないようで見ている。
・顧客はモノだけでなくコトも買ってる。8対2
顧客は商品そのものを買って欲求を満たしているだけでない。ちょっとした買い物でも承認欲求を満たしたがる。物欲8割、承認欲求2割。
・真実の瞬間
ビジネスフレームワークである「真実の瞬間」
以上はマインドセットです。心技体で言う心構え(OS)の部分です。では私の技(アプリ)を書きます。
1個のオーダーでも大袈裟(オーバーリアクション)に嬉しがる。単にタバコを差し出すより差別化に成ります。1個の商売でも印象を残します。この効用は自分自身の商売に対するテンションにも影響します。私はタバコをオーダーされた時、ガッツポーズをドサクサに紛れてとります。
タバコを買うなら池袋〇〇〇店で
そう私は心中でつぶやきます。これをルーティンワーク化すると、最後の「ありがとうございました」にも身が入る。心は心で変えられない。心は型からでしか変わらない。
たばこの販売にイノベーションを起こす。たばこ(モノ)だけでなく、サービス(コト)も売る。イメージする。練習する。それが臨界点に達した時、インパクトのある数字に化ける。商売繁盛の具現化。
ガッツポーズは私の感性にフィットしたHowtoであり万人向けではない。要はたばこ(モノ)だけでなくちょっとした演技(コト)をセットプレイするということ。
偏差値50 オーダーされたタバコを普通に出す(モノだけを売る)
偏差値70 オーダーされたタバコを工夫して出す(モノ+コトも売る)
CVS事業とはマスゲーム。CVS事業の醍醐味とは1つの些細なアイデア(産業革命)が指数関数的な伸長を実現するところにある。
どこで購入しても単価が変わらないタバコと代行収納。買うならファミマと想起させることをマーケティングする。これが実質的に本質的にファミリーマートのトップラインを伸長さ、トップにキャッチアップし、三位を引き離す実践論である。
タバコを1個ではなく2個買ってもらう些細な商法。だがそれは指数関数的な数字に化ける可能性がある。
顧客 「セブンスター」
店員 「580円です」
モノだけ売る
顧客 「セブンスター」
店員 「〇〇〇〇差別化用語」
モノ+コトも売る
ファミリーマートはアカデミックスマートで構成されているが100円商売の実践論が全く無い。逆に言えば100円商売の方法論さえ確立できれば、勝つのはイージーゲーム。味で負けてはいないのだから。
ベンダーの役目 = モノ(商品)づくり
ファミリーマートの役目 = コト(商法)づくり
日本人は商法に飢えている。これは消費者インサイトである。
MMAは殴っても蹴っても関節を締めても何をしてもいい。だがボクシングは殴るだけである。井上尚弥は何を練習しているのか?当たり前のことを練習している。平凡なことを非凡な域に成るように練習している。基本の反復を他者の追随を許さないレベルまでしている。
CMOは言う。売上の構成比は定番が大部分を占めると。新商品では無いと。天心が武尊を制したのはジャブだった。つまり基本である。
ファミリーマートも平凡なことを非凡な域になるように練習するのが努力の正しい方向性である。
1個ではなく2個買って頂く商法のイノベーションなんてクダラナイか?その商法が1人に効いた時、その他大勢の顧客にも効く可能性が潜在している。それを16000店舗で全体最適化した時の波及効果は指数関数的な伸長を生む。
1個ではなく2個買って頂く商法のイノベーションは他社のパイを奪う具体的な実践論である。それをタバコだけでなく収納代行にも横展開する。カウンターフーズのクロスセルにも横展開する。全てに展開する。これがCVS事業の勝ち筋である。
潜在ニーズを満たすコンビニ商法なんて今までなかったのが現実。ここに目に見えない勝算が潜在している。
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