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ファミマは世界を迎え撃つ準備ができているか?


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世界の観光ランキング1位に成った日本。だが本当に日本に来て満足して帰るのか?。また来たいと思うのか?答えはNOではないのか?何故なら日本人自体がつまらないから。私が総理大臣に成ったら「こんにちは」を法律にする。それだけで日本に落ちる金は倍に成る。「こんにちは」のシャワーが外国人の心に影響を及ぼし具体的に行動を変える最も有効なインバウンド施策である。シンプルイズベスト。真理は信じられないくらい単純にできている。

人の心に影響を及ぼすのはコミニケーションでしかない。挨拶はコミニケーションの短尺動画である。「こんにちはー」と投げかけて、外国人から「こんにちはー」と返された時、脈拍が一番上がるのは日本人の方である。情けは人の為にあらず。


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①「日本に来日してファミリーマートだけ強烈に記憶に残ったよ。」





②田所雅之はPMFを市場から熱狂的に愛されるプロダクトだと定義している。



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③ファミリーマートを再定義する。ファミリーマートの事業内容とは国民と外国人から熱狂的に愛されるサービス設計である。

商品開発 ベンダー

営業開発 ファミリーマート


①から逆算して営業開発をする。どんな営業手法が他社を出し抜いて外国人から熱狂的に愛されるか?


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この本の表紙に、どうすればファミマが載るか?そこから逆算する。日本に来てファミマだけは印象に残ったよと思わせるには、どうするか?

このアイデア出しの思考法として紹介したいのが、演技の練習法である。演技を練習する時は、大袈裟にやる。



このように、アイデア出しも大袈裟に考えてみる。



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マクドナルドらしい茶目っ気のあるコミュニケーションがどんどん失われていったのだと思います。無難な言葉遣いで、健康志向の商品で、丁寧なコミュニケーションをするわけです。しかしそもそも、本当に消費者はマクドナルドにそれを期待しているのか、疑問でした。


ファミリーマートを再定義してみよう。ファミマとはCVS事業のフランチャイズビジネスである。CVS事業を再定義してみよう。コンビニを定義したのは鈴木敏文氏である。ファミリーマートは鈴木敏文氏をTTP(徹底的にパクる)したに過ぎない。マネリーマートである。そもそもコンビニとは100円商売である。

既存のコンビニの働き方 

無難な言葉遣いで、健康志向の商品で、丁寧なコミュニケーション

この働き方を疑おう。無難な言葉遣いで丁寧なコミニケーションなんて顧客は求めてないし、シリアルに来店する顧客に対して丁寧なコミニケーションなんて土台無理なのである。



ただ、この人はすでに必勝の初手を持っている。「そもそも、これでいいのか?」と前提を疑うこと。常識や習慣をまず疑ってみることが必勝につながるのだという。



本部SVよりも加藤さんの方が正しい説



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悪役レスラーにタイガージェットシンがいた。彼は凶器で対戦相手の額から血を出血させることが常套手段であった。だが凶器の先端部部を当てていなかった。凶器の中で最も柔らかい部分をあてがっていた。

痛みを伴う出血を最も痛みなく実現していた

加藤さんの接客を分析してみよう。最後に御辞儀をしている。ここまで御辞儀をする店員はスーパーのおばさんパートでもいない。一見乱暴だが、誰よりも真心がある接客をしている。



ファミリーマートのSVのコンサル内容は顧客起点ではない。加藤さんの方が顧客起点である。

SV 一見正論に見える

加藤さん 一見ふざけてるように見える


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ファミリーマートの努力の方向性とはどの方向なのか?つまり何を努力すればいいのか?ヒット商品を作る努力はベンダーの努力である。ヒットサービスを作る努力。それがファミリーマートの努力の方向性である。


サービスの方向①

無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーション

CXは低い


サービスの方向②

加藤さん

CXは高い


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ターゲットの弱点

サービスの方向が①


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芸人が無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーションをするのは不正解である。むしろ厳禁である。常識的な言葉でなく型破りで非常識な言動が正解である。

ファミリーマートの事業内容

100円商売 客数 1000単位

旅館の事業内容

10000円単位 客数 10単位

無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーションは旅館事業にはマッチしている。だがCVS事業にはトゥーマッチである。


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仮にファミリーマートがChonmageKatsuraをして営業したと仮定しよう。日商はどうなるか?伸びるだろう。どんなリスクが想定されるか?

①コールセンターのクレーム

②釣銭間違い

③高額収納代行の忌避

①は避けられないがメリットの方が大きい。②は自動釣銭機で解決。③は、捨ててもメリットの方が大きい。

100円商売にはChonmageKatsuraの方がマッチしている。100円商売に無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーションはトゥーマッチである。マンネリ化、レイムダック化している。


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顧客起点サービス

✖ 無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーション

〇 ChonmageKatsura


命に関わること、高額商品

マッチ 無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーション

100円商売

トゥーマッチ 無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーション


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This is the most famous Japanese mobile fried chicken

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この文言をアウトプットするだけでも商率/クロスセル率は伸長する。どんなサービスが外国人にバズるのか?論理的に科学的にサービス設計する。

日本人にとって当たり前のこと=外国人にとってフレッシュなこと

ABC理論(AあたりまえなことをBばかになってCちゃんとやる)だけで商率を科学的にデザインできる。ファミリーマートとは商法をロジカルにデザインすることが事業内容である。ジャンジャンバリバリと売りさばく。商売繁盛を科学的にデザインする。それを具現化している祭りの的屋は極めて少ない。タバコをふかして油を売っている。それをするのが知的商売人のファミリーマートである。


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帰り道の池袋駅中に物乞いをする男がいる。もし俺ならどうするか?通行量は万単位である。1人1円だけ落としてもらうアイデアを発明すれば勝ちである。もし足立CMOが物乞いをしたら・・どんなマーケティングをするか?サクサクと硬貨が溜まるかも知れない。こんなことを考えることはファミリーマートの事業内容にとっては計算ドリルなのである。ファミリーマートは100円商売である。顧客にとって100円レベルの散財は痛くもかゆくもないレベルである。故に、ちょっとした差異のあるサービスがキャッシュカウに成る可能性を多分に秘めている。

再現性のある商法×16000店舗=NO1


ベンダーの仕事 商品開発

ファミリーマートの仕事 商法開発


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エジソンに勝った「電気」のエンジニア、ニコラテスラ

ファミリーマートは「元気」のエンジニア企業に成るべき。それが企業努力の方向性である。どうすれば人は元気になるのかを論理的に科学的に考える。レジ精算と袋詰めは「作業」であり、人の心に影響を及ぼし具体的に行動を変えることが本質的な「仕事」である。

オレオレ詐欺集団はアナログ手法で人を騙すソーシャルエンジニア集団である。ファミリーマートはアナログ手法で人を元気にさせるホワイトソーシャルエンジニア集団である。


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日本の商売はダウングレードしている。劣化中であり退化中である。商売人なんて浅草でも見ることができない。絶滅危惧種である。

ファミリーマートは商売をアップデートせよ。どうすれば人は喜ぶのか?原理原則を形式知化し体系化し全体共有すれば全体最適化が実現できる。

ChonmageKatsuraなんてダサいし恥ずかしいし、どこもやってないじゃん!と言うスタッフに対して時給を2000円にする。又は2000円で新規雇用する。採算は合う。日本の小売の平均値を50とすればだけで圧倒的な差別化を実現し70に到達できる。ペイできる程、日商は最大化する。


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ただ、この人はすでに必勝の初手を持っている。「そもそも、これでいいのか?」と前提を疑うこと。常識や習慣をまず疑ってみることが必勝につながるのだという。

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無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーションを疑うとどうなるか?必勝である。

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無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーションを疑うとどうなるか?ザクザクと売れる。ただし前提条件は、中途半端な羞恥心を抜けた臨界点に達した成り切る心理状態。「ザクですけど、何か?」と言えた時が商売繁盛/確率変動の臨界点。

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ファミチキの祖、上田準二は言い放った。「コンビニは祭りだ」と。ファミリーマートは祭りを科学せよ。羞恥心さえも科学的に解決せよ。


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表計算ソフトは20年進化していない。みんなが使っているからという理由だけで市場を独占し続けている。

既成に守られてきた企業はエンドユーザーが体感するUXのことなど何も考えていない。他の選択肢がないのでユーザーが渋々使ってきたものばかりだ。

あなたがそのアイデアを話した時に相手がリアクションやコメントに困って戸惑うような、しかも世の中では未解決のままである深刻な課題にフォーカスすることがスタートアップの生命線。

クレイジーでアンセクシーなアイデアは人に話すのが恥ずかしい。人に話すのが恥ずかしい段階とは、その課題を言語化して説明するフレームワークがないため人に伝えるのが困難だということだ。

スタートアップとは市場が全く無い「0」の状態から「1」を生み出す組織である。


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この思考をプロダクト開発ではなくスタッフによるサービス開発に横展開する。戦略会議でChonmageKatsuraが芯を喰ったインバウンド施策だ発言すれば立場を失うだろうか?しかしファミリーマートの事業とは100円商売である。

ChonmageKatsuraサービス

日商の最大化

無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーション

日商の最小化


無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーションを毎日続けているのがファミリーマート。無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーションを続けても永遠に日商の最大化など実現できない。

バカとアホには潜在的な需要とニーズがあり消費者インサイトである。ChonmageKatsuraサービスのほうが無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーションよりもCXやCSは高い。

ちょんまげちょんまげと書いているが、勿論ちょんまげが最適解という訳ではない。要は100円商売において無難なサービスは何の生産性も無い。100円商売は失敗してもリスクは低い。被り物を被るくらいの型破りな営業の方が正しい。


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金融業界の努力の方向性

賢くなる努力

ファミリーマートの努力の方向性

アホに成る努力


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ファミリーマートの企業努力の方向性は吉本興業とベクトルが同じ。無難な言葉遣いで、丁寧なコミュニケーションは日商を最小化し、「いらっしゃいませ」ではなく「まいどっ!」程度の砕けた挨拶の方が日商を最大化する。


PMF 市場から熱狂的に愛されるサービス


これを開発するのがファミリーマートの事業である。ChonmageKatsuraサービスはUnsexyだが実はSexyなアイデア。



「そんなの関係ねぇ」というギャグがある。

細見社長。そんなの関係ないっす。

スタッフが被り物を被って挨拶することができれば業界トップに立てますよ。できないなら2000円で雇用すればいいんです。ペイできます。何故ならその営業法がPMFであり商売繁盛を具現化する具体的な施策ですから。真理はシンプルなんですよ。このレベルがブレークスルーを起こすんです。

細見社長から先陣を切って被ること。それが社長の仕事の中で最も芯を喰う仕事です。世界のキタノがいつも被っていたように。


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「CMO。コンビニ事業の本質って、ChonmageKatsuraサービス程度のものですよね?」

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