なぜ、おじさんを推さずにはいられないのか
「つまるところ、ないものねだりなんだと思う。」
という、1ヶ月前の下書きが出てきた。書き出しでちょっとカマしてやろうという意図が見え見えの、早計な結論だ。
もっと理由があるはずだ、もう少し深く考えてみたい、そう思った。できるだけ手短に、この(馬鹿馬鹿しい)お題について書いてみることにする。暇な人だけお付き合いください。
私の推し
まず、私(22歳女)の現在の推しを羅列する。敬称略。推し度の差はあり。
どう考えても、皆おじさんである。なぜおじさんばかり推してしまうのか(イケオジ限定だが)、理由をなんとなく3つ挙げた。それぞれについてのんびり考えてみる。
3つの理由
①ないものねだり説
品行方正な優等生がヤンキーに惹かれてしまうあの感じだろうか。
私は大学生で、外見も中身も女である。だから、おじさんにはなれない。また、今まで生きてきて学業や部活動、趣味等で特筆すべき成果は何も無い。一方、私の好きなおじさんは芸事や仕事で結果を出してきており、私とは真逆の存在だ。だから、自分にないものをもっているイケオジに憧れてしまうのだと思う。
また、自分はこうなれないと納得できることも良いのだと思う。例えば、私が女性アイドルに憧れて推すとする。憧れ=こうなりたいという思いで、ダイエットなどの努力をするだろう。しかし、私みたいな怠惰な人間はすぐに挫折し、自己嫌悪に陥ってしまう。一方、おじさんに憧れた場合、まず私に髭は生えてこないので、「推しのようになりたい」という思いはあまり湧いてこない。湧いても擬似的な恋愛感情くらい。イイ感じの刺激になってハッピーである。
②偉ぶらない成功者が好き説
私のようなクソガキからすると、やはり成功者はかっこいい。だけど偉そうな成功者には、どうしても心惹かれない。若い頃、必死に挑戦して夢を叶え、今はある程度仕事が落ち着き、好きな仕事を選んで注力するフェーズにある、余裕のある大人に惹かれる(実際は超多忙で、余裕があるように見えるだけだろうが)。私は学生なので、そんな大人を間近で見る機会は少ない。そのため、テレビや舞台でよく見るおじさん達が、私の求める人物像に当てはまってしまっているのだろう。
ごちゃごちゃ並べたが、結局スーツも似合うけど、ラフな服装もかっこいい人が好きなだけという説も濃厚である(とても単純)。
③結局、ビジュアルが好き説
普通にビジュアルが好き。ヒゲが好き。精神が安定した大人の男性と付き合いたい。
…話が逸れた。
私は、音楽にもお笑いにもビジュアルが絡んでいると思う。(全てではない。でもホンモノの良い音楽やお笑いがわからない私みたいなパンピーほど、その傾向があるはず。)私自身は、純粋に音楽/ネタ/トークが良いから好きになったと思っていても、元々見た目が好みだからその人達の芸事に興味を持った部分もあるのだと思う。とても悲しいけれど。
まとめ
成功して余裕のある、精神的優位な大人の男性に憧れるクソガキの戯言になってしまった。
私が伝えたいことは、ただひとつ。
おじさん(イケオジ)は良い。幸せに長生きしてくれ。
あと、社会人になってヤバいおじさんを好きにならないように気をつけます。
皆さんが言いたいことは、きっとひとつ。
「手短に」っていう奴ほど、話長いねん。
序盤に手短にと書きましたが、すみません。長くなりました。
たまに、好きなように書きます。
次からは、もっと短く。(フラグ?)
暇だったらまた読んでください。
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