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勉強は嫌いと言われたからworkとstudyに細分化してみたよ

学校に行きたくないと長男が言うので、良いよ、ただ勉強はしてね、と言った。

そしたら、勉強するの嫌だ、と言う。

学校行きたくない→良いよ、と、めちゃくちゃ譲ってあげたつもりだったので、ビックリしてひっくり返った。尻から空気がでた。

じゃあ細かく、勉強のどんなことをするのが嫌なんだと聞いたら、書くことと、先生が教科書を読むのを目で追うのが苦手、と言う。
途中でどこ読んでるのか訳が分からなくなるそうだ。

なら書き取りとかは一切しなくて良い。自分のペースで教科書を読むことと、YouTubeで勉強になる動画を見ることだけで良い。
それなら出来るか?と聞くと、出来る、と言った。

僕は高卒で、下の記事にも書いたが、学生時代は全く勉強しなかった。本格的に勉強しだしたのは、20代になってから。


で、その時に資格マニアになりかけて、気象予報士とか取ったりしたのだが、その時の勉強方法は主に教科書を読む、だけだった。
まだYouTubeとか無かった時代。

少しだけ座学も受けたが、それは試験の答え方を学ぶってのが中心で、気象学や、その基礎となる物理学・数学に関してはひたすら本を読んで理解していった。

この経験があるから、資格を取るとか、その分野の入り口に立つことだけで言えば、独学でも十分できるし、そのやり方はいく通りもあって、自分がやりたい方法だけで学べば良いと思っている。

重要なのは、勉強自体を、嫌いにならないようにすること。
タイムマシンがあったら10代の自分にめちゃくちゃ訴えたいが、学ぶということは本当に未来の可能性を拡げるとても重要なことなので、勉強の一部分でつまずいて勉強全体を嫌になってしまうということが一番避けなければならないことだ。

『ビッグファットキャット』という英語学習本の中で、著者の故・向山貴彦さんは、studyとworkの違いを挙げている。
studyってのは探求するとか研究するといったニュアンスがあって、自分が知りたいことを追い求めるという時に使う。
workは、宿題とか、自分がやりたいと思っていないことをイヤイヤやる時に使う、らしい。

勉強イコールstudyと人は学ぶ。
でも実際学校でやっていることの大部分は、workだと思う。

自分が知りたかったことを知る、出来なかったことを出来るようになることが勉強で、それが勉強であるならば、勉強は、娯楽のカタマリなのだ。

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