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一正園レポート#2

続き行きます!

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ラジャ
低地性だけではなく高山系もありました!
夏が過ぎたばかりで袋は枯れてますが寒くなると調子がよくなるとのことです。
温室は無加温ということで冷房も暖房もしていないようですがそれでもここまで大きくなるのがすごい…。南の島ですが都心ほど熱くなりすぎないのもここまで成長できる要因なのでしょうか。

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ブルケイ
こちらも夏は弱るようで枯れてる袋も多いですが夏もひと段落ついてまた袋を付け始めています。
これも大きい!

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ビカルカラータ×アルボマルギナータ

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(マキシマ×ビーチ)×アルボマルギナータ
アルボの交配種は白い鉢巻がちゃんと残るんですね。

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アラータ(斑入り)
斑入りの珍しいアラータ!ただ成長するにつれて斑が抜けてしまったようで予約されていた株も現在キャンセルしてしまっているそうです。
うーん、斑を維持するには何かコツがあるのでしょうか…?

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斑が抜けたアラータ

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オトクニNo.1
片親がトランカータなのでこれもでかくなります!
オトクニにはNo.1とNo.2があるみたいでNo.1のほうが袋がやや太くなるそうです。

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ウツボカズラの温室はなんとひとつだけではない!
こちらは果樹用の温室なのですが温室の中に温室が…!?

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中にはラフレシアナやアンプラリア、グラシリスが所狭しと並んでいました。
無加温なので寒さに弱いウツボカズラはより保温できるこちらに入れているみたいですね。

果樹用温室のフルーツたち

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森のアイスクリームといわれるアテモヤ

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鈴なりのスターフルーツ

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温室の奥にはバナナも

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温室を案内していただいた後はパパイヤとマンゴーをご馳走させていただきました。どちらもとてもおいしい!

50年以上ウツボカズラを育ててきた一正園。
ただ現在生産量は減っているとのこと。
理由はいろいろあるかと思いますが、送料の面で他の業者にはかなわないと呟いていらっしゃったのが印象に残りました(いただいたカタログによると関東の場合送料は2000円)。

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玄関近くのサンルーム(?)
ここにもウツボカズラがありました!よく見ると値札があります。
「ここにあるものは売り物ですか?」
と聞くと
「ええそうですよ、温室にあったものも気にいったものがあれば売りますよ。どうせいつかは手放すものですから。」

・・・えっ?

今まで見たウツボカズラ全部売り物だったの!?いままで展示品という感じで見ていたので急に自分の目の色が変わりました(笑)。

ちなみに一正園のウツボカズラは半分くらいが時価です(笑)。奥さんのさじ加減で値段が決まります。また一品物は売れないとのことでした。

ということで一正園でのお買い物!

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 ベントリコーサ×ビーチ

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ビカルカラータ×アルボマルギナータ

徒長して盆栽みたいな形になってますがこちらなら売ってもいいといわれましたので購入しました。

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牙も残ってるし白鉢巻きもあるし、よい交配種ではないでしょうか!


お昼から訪問させていただきましたが、あまり長くなるのもよくないだろうと思い夕方にはおいとまさせていただきました。

一正園のあんどん仕立てのスタイルは数年前からとのこと。
そのほかにも主茎に蔦を絡ませる手法を最近思いついたりこけ玉も始めたりと一正園の奥さんはご高齢でしたが新しいことに挑戦する姿勢はこちらも見習わなければならないと思いました。

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アルボ緑
主茎に蔦を巻き付けることで隣の株に巻き付くことを防ぎかつ袋を集中させることで株を見ごたえあるものにできる。

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おみやげにいただいたシャボチカバ・スターフルーツ・ミラクルフルーツ


あ!そういえば一正園にはサラセニアのプールがあるそうですが今回見忘れていました!

次があれば…また行きたいですね、一正園。




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