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たかだか20年

桂枝雀が、師匠米朝との対話で、
「師匠が、20年くらいでは落語は分からんよ。と言っていたのを聞いて、
20年もやって芽が出ぇへんのやったら、もうあかんの違うかな、と思ってたけど、
20年やった今にして思うのは、確かに20年くらいでは落語は分からへんのやなぁということ」
と言っていたのを、動画で見たことがある。

落語に限らず、仕事もそうだなと思う。

私は今の仕事を18年やってきたけど、未だに足りないこと、分からないこと、迷うことばかり。
枝雀みたいな天才と、私のような凡才以下とは、比べるのも失礼な話だけど。

それは、人間としてもそう。
喜怒哀楽のコントロールにしても、うまくいかない。
人間やってるのは、もう40年以上にもなるのに。

難しいねぇ。