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自分次第で学びは変わる

「夢を持てる人を増やしたい」

夢を持てる人を増やすためにはかっこいい大人を増やす必要がある。そのために僕が今できることは、ファーストキャリアの選択の真っ只中にいる就活生を支援することだと思い、9月頃から本格的に就活相談をスタートさせた。

それから3ヶ月ほどが経ち、約40名の就活生と話をさせていただいたが、当然歩んできたキャリアは1人1人違う。モノの捉え方、考え方も違えば、価値観も違う。自分と違う人たちに触れることはすごく刺激的で楽しい。

なぜ取り組むのか

そんな就活相談を通して感じていることがある。それは、「当たり前」や「根付いた文化」に対して、取り組む意味を考えることが圧倒的に少ないということ。

「意味なんてその時には分からなくて、後から見えてくるもの」と言われればその通りかもしれない。しかし、意味を考えることでモノの見え方は変わるし、取り組む姿勢も変わる。目的意識を持って取り組むのと、何も考えずにただ時間を過ごすのとでは、得られる効果は格段に違う。せっかく時間を費やすのなら、意味のある時間にしたい。

部活動

僕の周りには、今までの人生を部活動に捧げてきた学生が非常に多い。では、なぜ多くの時間を犠牲にし、部活動に励むのか。

「競技力向上がすべてですか?」

「部活動を通して何を学びますか?」

「競技の世界から身を引いた時にあなたには何が残りますか?」

プロを目指して部活動に必死になってきた、それが部活動に取り組む意味だったという人も多いと思います。僕もそうでした。しかし、現実を見たときにプロになることは難しい。その状況に陥った時、

「部活動をする意味は失われたままですか?」

「目標であるプロになれなかった時、あなたの部活動人生は意味を持ちますか?」

就職活動

僕は「なぜ就職活動をしますか?」という質問を必ずする。しかし、それに対してしっかり言語化できる人はごくわずか。今から真剣に取り組もうと思っている事に対して、なぜするのか分からない状態はすごくもったいない。「大学3年生になったら就職活動をする」という決められたような文化に対して、何の意味も持たせず、ただ時期が来たから就活をする。そして内定が出たら終わり。就活期間は内定を貰うこと以外にも学べることは多くあるはず。目的意識を持つだけで、情報の捉え方、インターンに参加する理由などが大きく変わる。

自分なりの意味を見いだし、多くのことを学べる期間にして欲しい。

今一度、当たり前のように時間を費やしている何かに取り組む意味を考えて見て下さい。

本日もここまで読んでいただき、ありがとうございます。

今、時間を費やしていることに対して、改めて考えるきっかけになってくれれば幸いです。

蟻の一歩でもいい、今日より成長した自分になるために!

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