見出し画像

Notionでマインドマップを描けるようになっていた

Notionでマインドマップを書けるようになっていたのでぽちぽちいじってみた。

上のツイートの通り、Notionにマインドマップを埋め込もうとすると別のツールで作ったものを持ってくる必要があって、正直管理がめんどくさかった。そのため、この機能追加は個人的にかなりヒットしている。

僕はそもそも、マインドマップというツールが好きなのだ。

自分のことを知るために中心からいくつかのトピックについてぶわーっと連想して行ったのちに高い視点から眺め直すのも好きだし、何かの全体像を掴むために一回トピックを書き出してその関係性をやはり高い視点から眺めるのも好きだ。自分のことも、自分が興味を持った他のことも、とにかく全体観をシンプルに掴めるマインドマップというツールをことあるごとに使ってきた。

マインドマップに出会ったのは確か、学生時代にとある法律系の試験勉強をしているときだった。1年目の試験で見事に爆死したのち、本格的に勉強し始めたときに使い始めた。

使い始めたのが法律の勉強だったのがよかったのかもしれない。法律はある程度構造的に構成されているので、トピックに分けて整理して全体感を把握するのにはうってつけだった。特に資格試験のために効率的に知識を詰め込むツールとしてはかなり使えた。答練(この言葉が懐かしい!)に入る前のインプット期から試験直前の総ざらいの時期まで、この時A3のコピー用紙2枚に作ったマインドマップはずっと寄り添ってくれていた。

そのおかげか、2年目にはまあまあ合格率が低かった(5%弱くらい)試験に合格できたので、これはマインドマップ使用の成功体験と言っていいだろう。ちなみに、超頑張れば独立も夢ではないらしいその資格のパワー自体は合格から現在に至るまでほとんど使えていないのだけど。

Notionでマインドマップを書く方法

一応、描き方がわからない方のために、手順を書いておきます。なお、マインドマップはMermaid(まーめいど)というマークダウン記法によって書くことになるのだけど、そのへんはあんまり構えずに一旦自分で書いてみると、なんとなく書き方がわかってくると思う。

①:Notionのページで /code と打つ

こういうのが表示されるので、「Code」をクリックする

②:左上のプログラミング言語の名前が書いてあるところをクリックする

この画像だと「JavaScript」と書いてあるところ

③:言語に「Mermaid」を選択する

検索できるから便利

④:冒頭に「mindmap」と書く
これにより「今から書くのはマインドマップである!」という宣言がなされる。

⑤:それ以降はMermaid記法に従って書いていく
書き方がわからない方は、冒頭のツイートにある以下の記法をコピペして、いろいろ変えてみよう!(絵文字も入れられます)

mindmap
	top((りんご))
		おいしい
			🍎
		土地
			長野
			青森
		色
			赤
			緑
		シンボル
			Macintosh
			The Beatles

残念なところ

マインドマップはキーワードで演繹させていくことにより全体観を容易に把握できるツールであるが、マインドマップ上ではキーワードまでの把握にとどまってしまうのが弱点といえば弱点だ。

資格試験で使っていたこともあり、情報を構造的に把握する際の威力を知っているだけに、その先、つまりキーワードから詳細(たとえば自分の言葉でまとめた文章とか)にアプローチできたらもっと学習効率が上がるのになと思っていた。ましてや、Notionなら。

しかし残念ながら、2023年のNotionを以てしても、マインドマップにリンクを埋め込むことが実現できていないようだ。というよりも、そもそもMermaid自体にmindmapにリンクを埋め込む機能が実装できていないようだ(2023/5/1現在)。残念だが、このへんは世界の俊英たちのソリューションを軽薄に待ちたい。


より長く走るための原資か、娘のおやつ代として使わせていただきます。