初心者救済だけではない!シレン6の推測の修験道システムが面白い
風来のシレン6にハマっている。
シレンシリーズはそこそこやってはいるものの、正直5+はあまりハマらなかったので、14年ぶりの新作となる6はどうなるだろうか、と思ってやってみたら大ハマり。
他の積みゲー・つまみ食いゲーをほったらかして、睡眠時間を削りながらやっている。
完全識別と未識別の大きすぎる難易度差
で、個人的に6で面白いと思っているのが「推測の修験道」などの一部のダンジョンにて採用されている、未識別アイテムの候補を三択で提示してくれるシステム。
今までのシレンだと、アイテムが完全に識別されているか、まったく識別されていないかの二択で、ダンジョンによって未識別アイテムの種類が変わるという調整しかなかった。
ただ、完全に識別されているか、アイテムが完全に未識別かでは、難易度に天と地ほど差がある。
完全にアイテムの効果がわかる場合、当たり前が、有用なアイテムはピンチまで取っておくし、マイナスアイテムを自分から使うこともない。
しかし、アイテムが未識別の場合、アイテムの効果がわからないので、思い切って使ってみたらマイナスアイテムだったり、逆に有用なアイテムを無駄遣いしてしまうということが平然と起こる。
不思議のダンジョンシリーズはアイテム管理が非常に重要なので、こうしたことが起こると、ゲームオーバーの危険すらあるわけだ。
一応、未識別アイテムでも、お店の買値・売値でおおまかなアイテムの識別ができたり、杖や壺のように試しに一度使って効果を確認することができるものもあるが、それはそれでプレイヤー側の知識が求められる。
3択が持つギャンブル性
で、今回新しく追加された「推測の修験道」などの一部のダンジョンにて採用されている、未識別アイテムの候補を三択で提示してくれるシステムだ。
未識別アイテムの候補が最初から3つに絞られてる関係で、識別の際のリスクや難易度は当然大きく下がる。
また、すでに識別が済んでいるアイテムが3つの候補の中に出てくると、実質2択や1択という状況もよく生まれる。特にお店が登場したときなんかは買値・売値で一つに特定もしやすい。
これだけ聞くと、なんだ初心者救済か、というシステムなのだが、ところがどっこい、それだけには留まらない。
というのも、従来お未識別の効果がわからないアイテムを使う場合、通称「漢識別」をする場合というのは、言ってしまえば「パルプンテ」、もしくは「ゆびをふる」。要するに何が起こるか使ってみるかわからない状態だ。
一方、アイテムの候補が絞られている状態で、この「漢識別」をする、というのは、33%や50%の賭けをするのと同じ。
つまり、候補はこの3つ、もしくは2つだけど、この中のこれが「出てほしい」という気持ちでできるので、同じ漢識別でもやってる側の感覚が全然違うわけだ。
そうは言っても、難易度的には「もっと不思議」などの他のダンジョンよりは下がるため、物足りない人には物足りないだろうが、自分は割と箸休め的な感じで、この手のダンジョンを楽しんでいる。
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