見出し画像

「帰国顛末記」2020年11月19日の投稿

※この記事は過去のブログ記事の転載です。現在の状況とは異なるのでご注意ください。

7月に帰国予定が新型コロナウィルスの影響により伸び伸びに。しかしようやく帰国することができました。幸い道中は特にトラブルなく帰国できましたが、いまだインドに滞在している友人知人の参考になればと思いここにまとめておきます。

帰国準備と航空券購入

マレーシア航空やタイ航空が2020年内のインド発フライトをキャンセル。年内に帰国しないと諸々後の予定に支障が出るのでどうしようかと考えていたところ、10月末にエア・インディア、JAL、ANAが相次いてデリー・東京間の特別便を発表。片道でJAL、ANAは約13万円、エア・インディアは約6万5千円。選んだのはもちろんエア・インディア。

あと11月16日の時点ではインドから日本直行だと日本人はPCRテストがいらないというのも大きかった。マイソールの田舎に住んでいて、搭乗72時間以内のPCRテストが難しかったのです。しかし数日前にデリー空港でPCRテストできるようになるというニュースを見たのでそれが本当であれば少し簡単になるかもしれません。気になる方は調べてみてください。

9月にビザとPAP(保護区域滞在許可)の更新申請をして、ビザは3日ほどで下りたのですがPAPが下りていない状態でRC(住居証明)が取れていない状況でした。しかしギュメ寺の学校の事務員さんがFRRO担当者に問い合わせてくれたところ「日本(インド国外)で取得したビザの場合にはRCが必要だが新しいビザはインドで取得しているのでRCは不要。Exit Paemitも不要」とのことでした。この担当者は親切な方でいつも「万一、出国イミグレーションでトラブルがあったらその場ですぐ私に電話するように。直接説明する」と言ってくださるので安心。

ギュメ寺からバンガロール空港


ギュメ寺を昼食後に出発しマイソールのメインバススタンドに到着。タクシーで行くつもりだったのですがありがたくもお寺の車で送ってもらえました。9ヶ月ぶりに境内外へ出ましたが街の様子はマスク、検温・消毒など以外は以前と変わらない状態でした。

バススタンドのビルにあるホテルで空港直通バスの時間まで待機。普段であれば早朝4時のバスを使えば間に合う時間の飛行機だったのですが、万一のトラブルを考えて1本前の深夜12時発のバスで空港へ。空港直通バスも本来であればもっと本数があるのですが現在は減便されていました。

バスは予定どおり3時半に空港に着きました。バンガロールの空港はこの3年ほどで外にたくさんのお店ができていて深夜営業しているところも多いためコーヒーを飲みながら時間をつぶしました。

チェックイン時に「PCRテストの証明書出して」といわれるも横の係員が「日本パスポート所持者は到着後検疫だからいらないよ」と言ってくれたので無事通過。今回一番ひやっとした場面でした(笑)

デリー空港


お昼12時頃デリー空港に到着。荷物は成田で受け取りなのでそのまま国際線乗換に行こうと思ったら一度外に出なければならないらしい。しかも出発まで10時間ほどあるので夕方5時くらいまで待ってから国際線出発ロビーにいくようにとのことだった。

幸い外にもプライオリティパスで使えるラウンジがあったので入ったが、新型コロナ対策のためか仕切られたソファ席のみで食事はなし。ただ頼めばコーヒーやジュース、ビスケットは持ってきてくれた。それでもゆったりすわってWiFiも電源も使えるのでそこで時間をつぶす。

夕方になったので再度出発ロビーへ。搭乗券はすでに発行されているのでそのままセキュリティチェックへ。国内線ではOKだったペットボトルの水はやはりここではNG。アルコール消毒液(100ml)はOKだった。

出国手続きもパスポートと新しいビザ書類のコピーだけで特に何も聞かれず完了。

こんなに人のいないデリー空港見たことがないというくらいがらんとしていた。フードコートも休業していたが営業中だったのラウンジのひとつへ入る。ここは食事が注文制になっていた(普段はビュッフェ形式)以外はほぼ変わらず。

時間になったので搭乗。ほぼインド人で満席だったのは意外でした。この状況下で日本に行くインド人がこれほどいるとは…

201116デリー空港-768x576

成田空港

さて7時間ほどのフライトで無事到着。しかし着陸から飛行機を降りるまでに1時間ほどかかりました。出口付近で30分ほど待たされました。

その後は検疫です。配られた書類の記入・チェック、説明、唾液採取、結果待ちなどトータルで2時間ほどかかりました。待機場所は口頭で聞かれたのみでホテル予約などのチェックはなし。

それから通常通り預け入れ荷物を受け取って税関手続き、そして外へ。検疫係員の同行もないのでやろうと思えばこのまま公共交通機関に乗れるのでは…という状況でした。
指定された一番端のバス乗り場(21番)でしばらく待って13:05(毎時05分に出発のようでした)の帰国者用バスに乗って待機場所のホテルへ。

以上が帰国のレポートです。ともあれ無事に帰国できてよかったです。14日間の待機後は岡山に実家に戻り諸々山積している手続きなどを終えたら京都に引っ越す予定にしてます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?