これでいいの、日本?

99%ぐらい設備は整っており、責任者の採用や有資格者の雇用条件は100%整っているにも関わらず、たった一枚の紙が用意できず、悔しく退去することに。

建物の「検査済証」。東日本大震災でも問題なく、15年の保育事業では一度も行政からも建物のことで指摘されることなく、耐震性や安全に不安がなかったにも関わらず。

“役所の認可事業ってこういうものなんだ” と、経営者としての勉強と考えればそれはそれで得るものはある。しかし、明日からでも困っている子や家庭を支援できる物的・人的インフラが整っている中でそれらを壊さなければいけない(手放さなければいけない)ということには残念という気持ちよりも、悔しさが増します。

まだまだ使えるのに解体費用だけで150万。3年前に多額の費用をかけて敷き詰めたヒノキの床まで(涙

こういうごく僅かな書類不足によって別の分野や事業でも日本では許可やチャンスが与えられないことがまだ何十年または百年以上も続いてしまうと感じる。今回のワクチン導入の遅れやオリンピックへの対応をみて特に思う。

話は変わりますが、やはり、未来のリーダーを育てたい。リスクを抱えながら、覚悟をもって決断できるリーダーを。

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