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はりぼて(2024年6月5日の日記)

うーん……

私はできないことがいっぱいあるから、せめて愛想良く、できることはやって、人の悪口は言わず、いつも静かに笑ってゐるって感じの人になり、まぁ貴方は頑張ってるから……と許される感じのラインを目指そうと思って生きているんですが……

たまに、それが功を奏しすぎてしまう時があって……おっ!この人はやる気があるな!と判断されてしまうことがあり……

別に本当にやる気に満ちているわけではないのですが……

やる気は全然ないのに、「どう思う?」と聞かれたらやる気がありそうに見える返事をするのだけがひどくうまくなってしまい……

こういう癖、吹奏楽部だったのが良くないと思うんだよな。今の演奏の意見を求められて、ノーコメントはやる気がないと思われるという。確かに、真面目に、積極的に、本気で聞いていたら練習の時点で 何も問題がないわけないんだから、「ちょっと頭がズレていたと思います」「リリースにもっと気を使った方がいいと思います」とか何かしら言わないといけない。だから、それが本当にそうかなんてわかんなくても何かしら言う。やる気を見せるためだけの何か。正しさよりも発言の有無が大事。

そういう場が習慣の中にある人とない人では瞬発力が違うはずで、私はそれが妙に早い。これは本心からそうなときは発動しないシステムだから、例えば自分が何か理不尽なことを言われた時の言い返しみたいな時には役に立たない。そういうのほんと苦手。自分と関係ない時にならいくらでもそれらしいものが作れる。

ちくしょう!この性分のせいで得と損が半々くらいある!得の方がちょっと多いかもだけど!やめてくれ!俺に重要なことを任せるな!テキトーにいい感じのこと言ってすみませんでした!感心しないでくれ!俺にやる気はないんだ!本当はぼんやり寝てたい!!助けて!!



今日はここまで。ありがとうございました。

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