字足らずの今日へと染みる梅雨かな
枠があることによる美ってあるよね、という話。
俳句なんかは本当にそうだと思うんだけど。
与えられる感動の総量だけで勝負するならそりゃ長々と自由に文字を書き連ねればいいわけじゃないすか。たった17文字しか書いちゃダメ、なんて不合理にも程がある。
でも、俳句は17文字で何かお伝えする、季語を1つ入れる(基本的に)、というルールに価値がある。鑑賞する時には単純な意味だけじゃなく、そのルールの中でこんなに!というところも加点される。そこが面白み。サッカーに手を使えばいっぱい点数