大手ハウスメーカーに入社して〜勤怠〜

　30年前、入社した頃ともっとも変化したのが
「勤怠制度」。　これには、色々と理由があるのだけれど、入社した頃の勤怠状況は、今とは、かなり異なっていた。

　入社1年目の１０月くらいまでは、平日は、帰宅時間が午前様の勤務体系が続いていたが休日は、新入生ということで、きっちり休んでいた。
　１１月に入ったある日、うちの班のリーダーである全国自衛隊に呼ばれた。
　「お前！　受注もあらへんのに、何で土日休んでんのや！　先輩は皆んな休みも出て仕事しとるやないか！　お前も今週から休日出勤セーや！　わかったか！どあほ！」
　その日から、かなりの年月、ほとんど休日返上の日々が始まる…。勿論、残業代など数年前まで払ってもらった事はなかったし、有給休日もとった事もない。取れないわけではなく、「取れる雰囲気にない」
というのが本当の所だ。全ては、「受注」。これ無しにものを言うは許されない空気が蔓延していた。

　やっぱり、とんでもないところにきちまったな…
先の見えない毎日にうんざりしながら、何とかしなければ… と思いつつ　時は、流れた。