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「オクシロモンと抽象のはしご」

国民に一律10万円支給
急転直下の政策の方向転換
緊急事態宣言の全国への拡大

賛成の後者
少し懸念が残る前者
基準の不明確な一部の方々への支給よりは明確

一方で疑問を感じる各種行政手続き
複雑で難解な基準と非効率的な手続きの印象
申請から受理までにかかる謎の数ヶ月

例えば先日無事に受給した障害年金一時金
全て手書きで何枚にも渡る詳細記入
なんとか過去の履歴を調べて提出して3ヶ月

結果が届いたかと思いきや再提出
医療機関からの診断書に漏れがありますと一文
再度提出して受理されるまで更に3ヶ月

もはや申請や支給を諦めさせる為なのでは?
そう感じることもある各種給付金や行政手続き
知らないと損する制度の存在や情報の見える化

今回の目的は一刻も早い国民の生活救済
非常に有難い元々は一部の世帯への支給
合わせて手続き殺到との中小企業への支援金

一方基準が不明で物議もあった分かりづらさ
予想される複雑な申請書や事務手続き
加えて時間を要する可能性高い職員の出勤自粛

"オクシロモン"という言葉
有名なカレー店、ではなく例えば"賢明な愚者"
頭をよぎった撞着語法という相反する事象

"抽象のはしご"というセオリー
同じく思い出した目標の概念を説いた考え
今回であれば以下のような感じ?

あなたは何の仕事をしているか?
例えば行政手続き側に立った場合
それぞれ意識自体で異なる想定返答

作業レベルだと申請不備の有無のチェック
目的レベルだと迅速な給付金支給
意義レベルだと国民と日本経済の救済

意義レベルだけだと捗らない具体的な作業
作業レベルだけだと生まれない新たな工夫

物事を抽象的な観点で捉えることで
パフォーマンス最大化を目指す思考手法

偶然目にしたABCDEを軸としたチーム作り
まだ理解が浅く購読中のTHE TEAMという本
何度も読み返して実践に移したい良書

意義レベルで臨むよう心がけている日々の仕事
意識高く責任感強く勤務されているはずの
全国各地の行政関係の方々や政府の方々

有難い救済や復興や感染リスク軽減の為の施策
求むのはより明確で簡易な基準や手続きの手法
可視化と不公平感のない政策と迅速な手続き

意義と目的と作業のバランス
矛盾して欲しくない物事の本質
期待したい華麗なる今回の政策の効果と意義

#抽象のはしご
#オクシロモン
#国民一律10万円


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