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"普通"からいかに"グレート"になれるか?

「Good to Great」
ビジョナリーカンパニー②
~飛躍の法則~

言わずと知れたビジネスパーソンにも不動の人気を誇るシリーズ。

①に続いて読破。
②だが実際は①の前編的物語。

①に具体例のあるディズニーやソニーなどの名の知れた企業。
一転、どちらかといえば、そこまで名の知られていないアメリカ11社をピックアップ。
分かりやすい企業だと、フィリップモリスやGillette。

ポイントは大きく3点。
ブレイクダウンすると6点。
これらを"弾み車"として繰り返すことで生まれる飛躍の概念。

「ローマは一日にして成らず」

何事も魔法の瞬間はない。
劇的な転換はゆっくり進み、「準備」期間を経て、ある起点を「突破」して開花する。

言葉でのイメージは"愚直"、"粘り強さ"、"一貫性"など、静かながら迸る強い意志や闘志。

見栄えの良い馬でなく農耕馬
強烈な個性よりも不屈の精神+謙虚さが重要。

苦難の時代も経てディフェンスやリバウンドで世界一になった、元NBAのデニス・ロッドマン。

素人としての自覚と困難を直視し、規律ある考えに基づき、行動に移して飛躍的に成長を遂げたスラムダンク主人公の桜木花道。

一見華やかに映る持続的活躍のベースとなる重要な概念が描かれた本。

簡単に重要なステップのキーワードのみ抜粋。

■STEP3点(この順序が大事)
①規律ある人材
②規律ある考え
③規律ある行動

■STEPを6点にブレイクダウン
①第五水準のリーダーシップ
(謙虚さ×不屈の精神のある経営者)

②最初に人を選び、その後に目標を選ぶ
(誰を選ぶか?→何をすべきか?の順)

③厳しい現実を直視する
(困難に直面しても、それを直視し、必勝に繋げる)
④針鼠の概念⇔狐
(一貫性があり、肝心要を知っていること)

⑤規律の文化
(人でなく、システムを管理し、規律と自由=創造性のバランス)

⑥促進剤としての技術
(あくまで促進ツールであり最重要ではない)

しっかりした土台を作り、芯はブレずに革新を続けて、壁を超え、その一連の弾み車を反復し続けられること。

それが"良い企業"→"偉大な企業"への道のり。

以前の自分なら「ふーん」と読み流していたかもしれない理念。

今の時代、時期だからこそ?非常に心に突き刺さった言葉や事例。

思わず図書館で借りてしまった③~衰退の五段階~との気になるタイトル。

時代に取り残されず、自分に負けず、生き残る為に早速購読開始。

#ビジョナリーカンパニー
#デニスロッドマン
#スラムダンク

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