英語学習について考える Vol.5 ~ 一方通行しまくってリーディング力を上げろーー ~
前回の英語学習のエントリーから3週間が経った。みんな、しっかり修行を積んでいただろうか?
オレは先日、スーパーナメック星人になるための手がかりを見つけた。
スーパーナメック星人になるための手がかりを現実のものとするべく、前回のエントリーから今回のエントリーまでのあいだも、オレは日々修行を積んでいる。
その手がかりはオレがそのメソッドから結果を出すことができたら、いつか書きたいと思う。
そんなオレが最近思うのは、つくづく、語学学習とスポーツはとてもよく似ているということだ。
語学学習では反射的に口、スポーツでは反射的に身体が動くように、ひたすら地道に毎日のトレーニングを続けていかなければならない。
語学学習もスポーツも、もっとも大切なのは日々の修行であり練習なのだ。
さて、今回のエントリーは、世界最大の都市であるニューヨークに人生を変えるために来た男、レセップス氏(@lesseps04)から相談があったので、そのことについて書きたいと思う。
彼はこう言った。
「リスニングはそこそこできるんですけど、リーディングができません。」
彼は既にNYに来ているため、オレに言わせればTOEICを受ける必要はどこにもないのだが、色々な事情があって彼が最近受けたTOEICのリスニングのスコアは400前半だった。
リスニングは悪くないのだが、そんな彼のリーディングのスコアは300前半だった。
オレは思わず言った。
「ちょっと修行が足りない。足りないっすよ!」
と。
TOEICのリーディングでそれなりのスコアを出すためには修行が求められる。
自分が地球を離れる前に受けたTOEICのリーディングのスコアの450点という数字は、今でも誇れるだろう。
なぜならリーディングの450点はTOEIC受験者全体の上位3%に入る水準だからだ。
これは自分がヤムチャになるために修行を積んだから、叩き出せたスコアだ。
そんなリーディングの修行が足りないレセップス氏のために、そして、TOEICのリーディングがいつも時間内に終わらない同志たちのために、このエントリーを書いている。
ここから先は、本気で英語学習にコミットする同志たちだけに読んでもらいたい。
オレのレセップス氏と同志たちへの熱い思いは、フォント12のWordで8枚になった。
レセップス氏はナメック星で1人じゃないし、オレも1人じゃない。地球で英語戦闘力を上げるための修業を積むみんなも、決して1人じゃない。
みんなでリーディングを学ぼうじゃないかーー
さて、今回のエントリーはリーディングについて書きたいと思います。
まず原則は、
「英語を読むときは一方通行がマスト。絶対に読み返さない。」
ということです。
英語を読むときにリーディングが苦手な方は、たとえ少しでも何かが分からないと前に戻り、何度でも読み返そうとしてしまいます。
たとえ多少分からなくても、知らない単語や熟語があったとしてもノンストップで強引に読む「癖」をつけましょう。
そして、6~9語ぐらいの意味のかたまりごとに内容が頭に入ってくるように意識して、内容を想像しながら読み進みましょう。
もちろん、6~9語のうち3分の1以上の単語の意味が分からなければ、内容を想像することは不可能です。この場合、貴方に足りていないのはリーディング力ではなく語彙力(単語・熟語の量)です。
語彙力に関しては過去のnoteのリンクを貼りますので、こちらを参照してみてください。
6~9語ぐらいの意味のかたまりのなかに1~2語ぐらい分からない単語があっても、意味を想像しながら一方通行で読み続けましょう。
英語は絶対に一方通行です。一方通行なので、逆走、つまり、前に戻って読むとarrestされます。
あなたはこの文章を、日本語なので一気に一方通行で読みました。でも、知らない単語が出てきました。
「arrest」…?
でも、あなたが「arrest」という単語を知らなくても、たぶん意味は分かりましたね。そう、「arrest」は「逮捕する」という意味です。これは文脈からその単語の意味を読み取っているのです。
こんな感じで、「アレストされる」でもいいので、とりあえず一方通行で読んでいきましょう。「アレスト・arrest」の意味はあとで調べればいいのです。とにかく、「一方通行」することがとても大切です。
そして、「一方通行」はリスニングのトレーニングと同じです。話し手はストップすることなく、英語を話し続けますので。
聞き手はそれを聞き取るために6~9語ぐらいの意味のかたまり(一文)を意識しながら、意味が入ってくるように意識を集中します。英語を英語の順番のまま理解するのです。
これはリスニングもリーディングも同じです。
「英語を英語の順番のまま理解する」ということはなかなか難しい概念なので、さらに深掘りしていきましょう。
突然ですが、「I have a pen.」は「わたしはペンを持っている」ではありません。
「I have a pen.」は、「I have a pen.」なのです。
この違いはとても大きいです。
文章がやや分かりづらいかもしれませんが、ここで私が言いたいことはとても大切です。それは、
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?