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記憶はないけど感情が覚えている

夏も終わり、すっかり外は寒いです。

私のように代謝を忘れた方は同じではないでしょうか。朝から晩まで半袖で過ごせる時期が夏で、それ以外は冬です。

「日が短くなった」これは夏です。
「朝、水を飲むと鳥肌が立つ」これは夏です。
「ベッド周りに半袖半ズボン、長袖長ズボンのパジャマを常備する」ここから冬です。

夏が一番行動的になりがちな私は、今年久しぶり渋谷に行きました。
渋谷で用事が早く終わって、せっかくだから渋谷を散策すると、まぁ懐かしいんですね。
当時はライブに行きたいがために都内の高校に進学して、放課後はライブに行くかバイトに行く、そんな高校生活でした。

「コンビニを曲がったらライブハウスだな」とか「分からないけどこの道通った事ある」とか「ライブ終わりこのサイゼリヤ来てたな」とか。
流行の廃りとコロナ禍でライブハウスやCDショップが次々になくなっていても、懐かしさが覚えているんです。
本来なら渋谷と私って交わらない属性なんですが、好きなものに熱中していた10代のお陰でひょんな懐かしさに浸ることが出来て嬉しかったです。
嬉しいと同時にまた10年後も同じ懐かしさを味わえたら、もっと沢山の場所で味わえたら思いました。今までも、ひょんな懐かしさを覚えた経験はあるんですよね。一人で行った場所より誰かと行った場所を覚えていたりします。

寒いからと出不精にならず、良い秋になりますように。

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