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ばね指治療

【指の関節がカクンと跳ねる】

指を曲げようとすると、スムーズに曲げることができず、さらに曲げようとすると、カクンと跳ねてしまう、ばね指。親指と中指に多くおこります。原因は主に指の使いすぎのようです。

【治療中の経過】

指そのものに鍼をすることはなく、背骨のそばや、肩甲骨まわりなどの緊張を鍼を刺して減らすことにより、改善をめざしています。現在、治療中のばね指の方の経過です。

おひとりは、手全体のこわばりがひどく、5本の指が握りづらかったそうです。背骨のそば、肩甲骨の外側などに鍼を行いました。初回治療後は、母指球周辺のこわばりへ軽減。2回治療後は、握りがやや改善、3回治療後は、親指以外はうっすらと痛みがあるが握れるところまできました。その後、母指球周辺のこわばりがさらに狭まり、親指のみとなっています。ただ、この親指の爪の下の関節のばね指が厄介で、引き続き治療を継続しています。最近では、手の指と指の間や、腕にも鍼をしています。

【別の方の経過】

突然、ばね指になってしまった男性の例。初回治療後は、手全体のこわばりは消失。こちらの方も、2回治療後は親指の爪の下の関節症状のみ。カクンと曲げることによる痛みは、治療開始前よりは軽減しているそうなので、引き続き行っていきます。鍼の場所は、背骨のそば、肩甲骨の外側、腕です。

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