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サルコペニア肥満~体組成計で骨格筋率を測る

サルコペニア肥満の診断は、医療機関で受けることがおすすめされます。ただし、現時点では、サルコペニアと肥満にはそれぞれ基準が存在しますが、両者を同時に評価する基準は確立されておらず、この点は未解決の課題とされています。

サルコペニアの診断においては、四肢骨格筋量や筋肉機能(歩行速度や握力など)を、2重エネルギーX線吸収法やバイオインピーダンス法を用いて定量化します。また、医療機関では、CTスキャンの結果も診断に活用されることがあります。

バイオインピーダンス法は、筋肉量を測定する際に最も頻繁に使用される手法で、体内の電気抵抗を比較することで筋肉量を計測します。この方法は、家庭用の体組成計にも利用されておるため、骨格筋率を定期的に計測することもセルフチェックの一環として推奨されています。

さらに、以下のセルフチェックも試してみましょう。
・横断歩道が青信号中に渡りきれない
・ペットボトルのキャップが開けられない
・手すりをつかまらないと階段を上がれない

これらの簡単なテストを行うことで、自身の身体機能について気づきや問題点を見つけることができます。


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