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れうす、今後どうするの??という件について

リリースにありましたとおり、ぺスカドーラ町田を退団します。

今シーズンはリーグ3位全日本選手権ベスト4という結果で終わりました。自分としては普通の大学生では得られないような経験を沢山できたかけがえのないシーズンになったと思っています。関係してくださった皆さん、この場を借りて感謝の意を伝えます。ありがとうございました!

さて、退団するというのは親しい人には前から話していたのですが、今回公式にリリースが出たのでそれに合わせて今後どうしていくのか?と言ったところをnoteにしていこうと思います。

退団の理由

まず退団の理由ですが、非常にシンプルでして一般企業に就職するためです。

最後まで非常に悩みましたが、内定をいただいた企業は勤務時間帯が普通の企業ですので現在のスケジュールで練習参加やスカウティングビデオ作成は困難になってしまいます。したがってFリーグは一旦終わりです。

とはいえ、フットサルを辞めるつもりもやりきった感も一切ありません。むしろここからが本番だと思っています。ここからは僕が今後どうしていきたいかということを含め、何故就職するという選択肢を選択したかを書いていきます。

なぜ、就職という選択肢を選んだか

理由はいくつかあります。
まず1つ目にプロで食べていくことが出来なかったから。

ありがちなお話ですが、残念ながらフットサル界では''まだまだ普通''のことです。僕と同年代の選手も大半が仕事をしながらですし、若い選手が将来に不安を抱く姿も沢山見ています。まさに自分も同じ境遇に置かれた訳です。

とはいえ、これだけでは退団をする理由にはなりません。先程も述べたように働きながらFリーグでやっている選手なんて山ほどいます。ということで一つの理由として大きかったのは事実ですが、これが決め手ではありませんでした。じゃあどうしてなの?というのは就職活動をしていた頃の話に遡っていくことになります。

私が就職活動を始めたのは3年のときでした。まだその時はアスピランチのコーチで、プロでやることはまったくもって現実的な選択肢ではありませんでした。それもありひとまず就職活動を始めることになります。大学入学当初は教員になろうと思っていたのですが、何かしっくり来ない気がしたので就活するしかねえなとなった記憶があります。

そんな感じでややネガティブな理由で就職活動を開始したわけですが、就職活動をする中で働くのって結構楽しそうじゃん!って思いが出てきました。

私の就活のスタートがベンチャー企業だったというのもあるかもしれないですが、選考の中でフットサルのことを話す機会がまあ沢山あるわけです笑
フットサルに対してどんな思いを持っているか、どういうふうにして行きたいかというのを話す中で自分の考えがまとまったり、企業研究(といえるほどの研究はしてないけど)をする中で、こんなことできそう!みたいなのを発見したりしているうちに「俺が一般社会人として働きながらフットサルに関わるのって実は色々な可能性あるんじゃないか?」と思うようになったのです。

ZOTTの清野さんはいい例なのではないかなと思っています。ZOTTの下部組織は皆さんご存知のとおり大澤雅士選手をはじめとして素晴らしい選手を輩出していますし、もう1面では経営者としてフットサル界にインパクトを与えています。これって今のフットサル界に必要なスタイルなのでは無いかなと思ってます。

そんなわけで2つ目の理由はフットサル界にはビジネスも競技面も両方優れた人材が必要だと思ったからです。

多くの方がご指摘のとおり、Fリーグ、フットサルの問題は競技外の面が大きいとおもっています。Fリーグの''コーチ''を大学生で経験しつつ、ビジネスマンとして働いた経験をもつ若者がFリーグに戻ってくるのって面白そうじゃないですか?笑

ということで4月から社会人として働くことはかなり楽しみです。

もちろんFリーグでやれるならやりたかったという思いはあります。有難いことに色んな方になんでやねん!というツッコミをいただいたり、同年代でJに行ったやつにも怒られました笑

けれどいまシュリンクしていると言われているFリーグのなかで、僕がFリーグのコーチとしてやっていくことで発展につながるのか??というのは常に疑問でした。

たとえば僕が若いうちに監督になったとして、なにか意味があるのか??ということ。たぶん、そんなにありません。であれば、違う選択肢をとったほうがいいのではないか?と

つまり、これは3つ目の理由でもあるのですが、いまFリーグのコーチをやることは自分のやるべきことではないと感じたということです。

ありがたいことに現在トルエーラ柏の監督の岡山さん、日本代表コーチの鈴木隆二さん、木暮さん、町田の甲斐さんといった方たちと接する機会がありましたが、「この人たちには逆立ちしても勝てん」と思ったのが正直なところです。僕が監督として上に行けるのか?とも思いますし、トップレベルのプレー経験すらない僕が、プレーも一流、指導者としても一流の彼らとは違い、Fリーグ・フットサルを発展させるのに表立って何か出来るというのは想像しづらかったわけです。

しかしながら、幸いなことに私は比較的新しい世代の人間ですし、頭を使ってなにかするのは得意な方です。
であれば、自分の役割はこっちだろう!と思ったのです。

だから今はFを離れ、別の力をつけるべく働きます。

フットサルはどうするの?

長々と書きましたが、そんなこんなで4月からは某ベンチャー企業にて働きます。主にはHRTech領域の企業でしてビジネスという意味でもコーチとしてという意味でもなかなか勉強になりそうだなと思っています。

とはいえ冒頭にも書いた通りフットサルを辞めるつもりは一切なく、4月以降もフットサルのコーチをやる予定です。詳しいことはまたお知らせするので楽しみにしていてください!

というわけでこれからも応援をよろしくお願いします!


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