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54 「なぜ」を考えたら物事の達成感が上がった

眠り子です。
定期的にやっている活動で、やっている間は楽しいんだけれど、何となく達成感を感じられないな…というものがありました。
以前やっていた、似たような別の活動の時は達成感を感じられていたので、それと今とで何が違うのかを考えてみたというお話と、その結果のお話です。

大学1年生の冬、私は地域の子どもたちへの居場所作り・学習支援を行っている大学のサークルと出会いました。
週2日行っていた活動で、大学4年生になるまでの2年強の間、毎週楽しく参加していました。

そして今、これとは別ですが、子どもと関わる活動を行っています。
その活動をやり始めた最初の頃、やっている間は楽しいんだけれど、何となく達成感を感じられない、という現象に陥っていました。
子どもと関われるのは嬉しいし、やっている間は楽しいのだけれど、終わってみると、自分はいったい何をしにいっていたのだろうと思う。
そんな感覚でした。

これでは長く続けられない。
そう思い、自分はなぜ子どもたちと関わろうとしているのか、自分は何のためにあの場にいるのか、自分はこの子たちにどうあって欲しいのかといったことを、一度しっかりと考え直してみることにしました。

これらのことを考えた結果、活動そのものにおける達成感、充実度が大きく上がりました。
子どもがこう感じられるような関わりをしたいと、自分の中でしっかりと思えるようになることで、私の一つ一つの行動が、目的をもったそのための行動になります。
その結果、目的のある行動が達成されることで、自分の中でもそれに対する喜びが生まれました

もちろん、自分の達成感・充実感のために子どもと関わるのではありません。第一に優先されるのは、子どもです。
しかし、自分はなぜここにいるのか、自分はここで何をしたいのかをしっかりと決めたうえで目的のある行動を行えるようになり、それにより自分にとってもプラスがあるのであれば、それはお互いのためにいいことだと思っています。

この活動で子どもと関わる前から、子どもと関わりたいと思った動機は自分の中にありました。
しかし、それはその思いを持っているというだけで、きちんとかみ砕いた形で自分の中に核として存在しているわけではありませんでした。
一度自分を見つめなおし、原点に立ち帰ることで、物事に対する達成感が上がりました。
道に迷ったときには、スタート地点はどこにあったのかを振り返ってみるのもいいのだと思いました


お読みいただきありがとうございました。
素敵な一日になりますように。

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