24 偽物の記憶が、なぜか怖い。
もし、目の前に突然、この世界のゲームマスターを名乗る人物が現れて「過去なんて実は存在していません。私があなたに過去の記憶を与えていただけなのです」と、言ってきたら、あなたはどう思うでしょうか。
眠り子です。
昨日、偽物の記憶というものについて考えてみました。
そして、それを考える中で疑問に感じたことがあり、それを書いたのが今回のnoteになります。
読んだ後に思ったことがあったら感想をいただけると嬉しいです(*´ω`*)
お待ちしております!笑
では、本題へ。
さて、突然ですがこれから非現実的な話をします。しますが、少し想像してみてください。
もし、あなたの目の前に突然、この世界のゲームマスターを名乗る人物が現れて「過去なんて実は存在していません。私があなたに過去の記憶を与えていただけなのです」と、言ってきたら、あなたはどう思うでしょうか。
どう思うかと訊かれれば、え、いや、誰?どこから出てきた?過去がない?記憶を与えた?と、色々なことを思いパニックになる方が大多数だとは思いますが、そういうことではなくて(違うの?)、
「あなたが過去だと思っているものは、実はゲームマスターたる私が、あなたがそう思えるように記憶を与えただけで、あなたは今この世界にやってきたばかりなのよ」と言われたら、どう思いますか?というお話です。
楽しかった思い出、幸せな記憶は、確かにある。
でもそれは、ゲームマスターによって与えられたもの?
そう考えると、私は、悲しい気持ちになりました。
何故でしょうか。
ゲームマスターに与えられた記憶であっても、私がそれを過去と認識できることに変わりはありません。
いいじゃないですか、与えられた記憶でも、楽しかった記憶があるのなら。
私は、そうは思えませんでした。
その時間、その思い出、そのときの自分が、否定されたような感じがしました。
似たような感じは、しましたか?
もししたならば、そう感じた理由は、見つけられましたでしょうか?
なぜ否定されたように感じたのか。
なぜ悲しいと感じたのか。
私には、分かりませんでした。
自分なりの理由を見つけた方がいましたら、教えていただきたいです。
安心していただきたいこととして、あなたが今おもちになっている記憶は、それが他者との記憶であれば、相手もその記憶を共有しており(忘れていなければ)、その人たちはしっかりとこの世界に存在しており、あるいは、存在していました。他者の存在しない記憶になると、あなた以外誰もその事実の保証ができませんが、あなたの中に、確かにあの時ああだったという思いがあれば、それはきっと正しいのでしょう。
お読みいただきありがとうございました。
素敵な一日になりますように。
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