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KGAD観戦レポート〜アメフト部〜

KGAD観戦レポート
11/14(日) 関西学生アメフト Divi.1 決勝
関西学院大学FIGHTERS vs 立命館大学 PANTHERS

 
 
私たちKGADは11月14日(日)に行われた、関西学生アメフトDivi.1の決勝戦である、関西学院大FIGHTERS対立命館大PANTHERSの試合を観戦しに行きました。
 
結果は、関西学院大(以下、関学)が接戦を制し、見事2年ぶりに関西制覇を達成しました。
 
今年は、コロナ禍ということもあり、例年とは違った形式で大会が行われました。

例年では、Divi.1の8チームで総当たり形式で試合を行いますが、今シーズンはブロック戦形式で行われました。今シーズンはA、Bの2つのブロックに4チームずつ分け、その中で総当たりで試合を行い、各グループの1位同士、2位同士、3位同士…が順位決定戦を行う形でした。そして今回は、Aブロック1位の立命館大とBブロック1位の関西学院大で優勝決定戦を行いました。
 
申し遅れましたが、本記事を書かせていただくのは、KGAD学生スタッフの加藤大(教育学部2年)です。

私は、アメリカンフットボールに関して中高時代から少し興味があったので、ある程度の知識はありました。YouTubeでも、大学のアメフトの試合を何度かみたことがありましたが、生で観戦するのは初めてだったので、とても楽しかったですし、面白かったです。
 
今回、私が注目したのは、QBのポジションの鎌田陽人(かまた はると)選手です。

QBとは、攻撃時に味方にパスを出したり、パスを出すふりをしてそのまま前方へ走ったりする、いわば攻撃の核となるポジションであり、コート全体を見渡す広い視野と、瞬時に最適なプレーを選択するインテリジェンス、そしてボールを前方に投げる肩力が必要とされます。
以前の取材で鎌田選手は「強肩が売り」と仰っており、その強肩を活かしたロングパスや、時には快速を生かしたランプレーが効果的で、下級生とは思えないほどの堂々たるプレーでチームの攻撃を牽引していました。
 
試合自体は、関学と立命館のどちらに転んでもおかしくないような、シーソーゲームでした。

関学は、第1Q10分過ぎに前田公昭選手のタッチダウンで先制しますが、第2Qに立命館に44ヤードのフィールドゴールを決められます。その後どちらも追加点を決め、関学14-11立命館で前半戦を終えました。第3Qには、立命館に押され気味の展開の中、竹原虎之助選手がインターセプトして流れを一気に変えるかと思いましたが、相手の好プレーでタッチダウンを決められ、14-18と逆転されてしまいます。
逆転したい関学は、第3Q終了間際にQBの鎌田選手から梅津一馬選手へのロングパスが決まり、第4Qの初めに齋藤陸選手がタッチダウンを決め21-18と逆転します。

その逆転を機に、関学は得点を重ね最終的には28-25で勝利しました。
 
今回の試合は、関西地区の優勝決定戦であったため、多くの観客が集まり、とても盛り上がっていました。
しかし、アメフトという競技は日本ではメジャーではないですし、ルールどころか、「ラグビーのことはわかるけど、アメフトは分からない」という人も多いはずです。
 
アメフトとラグビーの大きな違いは、アメフトは上半身に防具、頭にはヘルメットを着用して競技を行います。また、前方へのパスが可能で、攻撃回数が定まっているといったところでしょうか。
他にもアメフトには、細かいルールや難しいルール、プレー(作戦)やポジションの種類も数多く存在します。
私も、反則の基準や対象についてはほとんど把握しておりませんが、ルールをある程度把握した上で試合を観るととても楽しいと思います。
さらに、アメフトには様々なポジションがあるため、ポジションごとの役割などに関しても理解した上で見ると、より深く試合を楽しめるかと思います。
 
12月5日には西日本代表校決定戦があり、それに勝てば12月19日に甲子園ボウルがあります。
関学生必見の大事な二連戦、ぜひ会場に足を運んでFIGHTERSの勝利を見届けましょう!

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