見出し画像

でかカップ

ゴルフコースのカップの大きさは4.25インチです。

100年以上も前に定められたルールですが、これはセントアンドリュース市で使われていた水道管の太さに由来します。

それ以前はただ穴を掘っただけで大きさは定められていませんでした。

マッチプレーが主流だったころはボールの入る穴さえあればよかったのでしょうが、ストロークプレーが増えてくるとそうもいかなくなってきたのでしょう。

定められて以降、一度も変わることのない大きさですが、なんとも絶妙なサイズではないでしょうか。


しかし近年、このカップの大きさをもっと大きくするべきだと提唱する人物がいます。

帝王ジャック・ニクラウスです。

彼はゴルフはプレーの時間がかかりすぎること、難しすぎることがゴルフ普及の妨げになると言っています。

これを受けて日本でもアコーディア・ゴルフが2016年から「でかカップ」というイベントをやっていました。

通常の約4倍、15インチのカップを使用するイベントです。

私も行きたいと思いつつまだ行ってないのですが、どうやら2019年以降は開催されていないようです。

どんな理由でやらなくなったのかは分かりませんが、残念で仕方ありません。


ところが昨年末から15インチのカップをイベントで採用しているところがあります。

「みんゴル」です。

私もダウンロードだけしてほとんど触っていませんが、こんなことをやってるんですね。

年末のイベントが好評だったのでしょうか、また今週からも始まっています。

「みんゴル」のプレーヤーがどの程度実際のゴルフもプレーしているかは分かりませんが、これで興味を持ってもらうことでいろんなゴルフを楽しみ方を知ってもらうことができるのではないでしょうか。

プレーヤーの立場としては、大きなカップを否定するような要素はどこにも見当たらない気がします。

みなさんはどう思いますか?

ゴルフギアに携わる仕事をしていますが、ゴルフの面白さ探しを趣味にしています。どうして多くの人がゴルフにはまっていくのでしょうか。それを研究しています。