見出し画像

怪物

先日、舞台「モンスター・コールズ」を観劇した。

原作本を読んだ上で、劇場に向かったのだけど、
原作本を読まずに観るのと、原作本を読んで観るのとでは、感じ方・考え方が変わるのかもしれないなと思った。

原作本だけでもかなりのインパクトで、
でも舞台はその何十倍も何百倍もの迫力があって、
鬼気迫る演技と情熱的な空気感、
すごかった。

語彙力がなくて上手く言語化できない。


私は想像力がなくて、難しいお話ではあったけど
観れて良かったな。

もう一回原作本を読んで解像度を高めたい。


それにしても、コナーってすごく苦しい経験をしてるわけだけど、まだ13歳なんだよな。
家でも学校でも、居場所がなくて、辛い日々を過ごしている。
そんなコナーを毎日演じることって、精神的にとてもしんどいはず。


どう足掻いてもどう頑張っても何もできないと分かっていて
終わりを待つのが辛い

という気持ち、すごくわかる。

それならいっそ、辛い時間はいらないから
今すぐにでも終わりにしてしまいたい

苦しいよね。
何もできないなら、楽にしてあげたい。苦しみから解放してあげたい。これは自分も相手も。
そう思わざるを得ないよね。

苦しいな。でもこの気持ちはわかるし、
リアルな体験ではしたことないけど
いつか強く分かる日が来るのかな。


本当に考えさせられる、お話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?