華氏119より・政治は誰のために

先日、映画「華氏119」を見てまいりました。
そこに出てきた話について、いくつかまとめていこうと思います。

2つめの「大企業優先の政治について」に続く3つめの記事です。

映画では、ミシガン州で政治経験のない実業家が知事となり、
私利私欲のために水道事業を捻じ曲げ、市民の命を危険にさらし、
トランプ政権もそのようになっていくと危惧されていました。

日本でも政治経験のない知事は今までも出ていますが、
実業家の知事というのはあまりいないのではないでしょうか。

むしろ、実業家に対して、日本人は冷たいですよね。
「総中流社会」だからなのでしょうか。

テレビ局や野球球団を買収しようとすると牢屋に押し込み、
月に行こうとすると彼女ともども批判するわけですね。

でも、どこかの御曹司は政府の財布のひもを握りっぱなしですが。

ただ、ミシガンでは血液検査の結果を改ざんし、
大統領にパフォーマンスをさせてまで水道の安全性を主張していましたが、
日本でも、お友達のための政治を行っているのではないかと、
そして、そのために行政文書が改ざんされたのではないかと、
同じようなことは起こるわけですね。

日本でも水道事業に民間企業を入れさせようとしていますね。
今回の映画の話とはシステムが異なりますが、
そんな事をしなけれあならないのはなぜなのでしょうか。

外国人労働者を受け入れる提案をまさか自民党が行うとは。
むしろ反対に回る人々なのでは?と思ってしまいます。

外国人労働者が入ってきて喜ぶのは大企業ということですね。

大阪万博の招致が決まった時に、誰が喜んだのか、
という写真も話題になっていますね。

経済産業大臣、そして経団連会長。そういうことですよね。

経済団体・業界や政権が力を入れまくったので、
だから万博の招致が成功した、というのは橋下さんの話。

結局、大企業のおこぼれを庶民がいただいて、
そうやって社会をまわしていただいているのですね。