SQLの命令文でフィルタ処理を自動化!?

前回、SQLについてさらっとお伝えしました。

SQLの文のことをクエリ文といいますが、クエリ文をつかうことで、

・フィールド(列)を抜き出す
・レコード(行)を条件に応じて抜き出す

などができるようになります。

それでは、はじめます。

フィールド(列)を抜き出す

まず、SQLを理解するには、

「表」をイメージする

と良いです。

まず、表のことを

「テーブル」

と呼び、

表の集まりを

「データベース」

といいます。

テーブルを理解する上で大切なことは、

表でイメージすることが大切です。

テーブル(表)を見てみると、

「タテと横」

があることがわかります。

テーブル(表)には

タテ・・・レコード(行)
横・・・フィールド(列)

で成り立っています。

まずタイトルにある

好きなフィールドを抽出するにはどうすればよろしいのでしょうか?

それは、

「SELECT文」

を使うと解決できます。

SELECT文は

必要なフィールドを抜き出す命令

です。

書き方は

SELECT [カラム(フィールド)の名前],... FROM [テーブル名];

となります。

なお、文の終わりには

「セミコロン(;)」

をつけるのを忘れないようにしましょう。

SQLにおいても、どんなプログラミング言語でもそうですが、

「セミコロン(;)」

をつけることで、

文の終わりを意味することを覚えておきましょう。

逆に言うと、

「セミコロン(;)」

がないと、

コマンド入力が終わらないので、注意しましょう。

なお、SELECT文では、カラム(フィールド)を

いくら選んでも大丈夫です。

SELECT [カラム(フィールド)の名前],... FROM [テーブル名];

のSELECT文を使って、

「カラム(フィールド)を整理」

してわかりやすくしてみましょう。
ちなみに、すべてのフィールド(列)を選びたいときは、

「*」

を使うと良いでしょう。
参考までにデータベースの表とSQLのコードも併せて載せておきます。

こちらが実際(試験運用中)のデータベースですが、

テーブルーTwitterAnalyticsー

SQL文

select * from activeUsers

抽出結果

スクリーンショット 2020-06-19 14.46.41

また、SQLでは大文字小文字を区別しないこともあわせて覚えておきましょう。

WHERE文でレコードを条件に応じて抜き出す

さきほどSELECT文を使って、カラム(フィールド)の抽出を行う方法を学びました。

では、レコードの整理はどうやるのでしょうか?

実は、

「where文」と条件を組み合わせる

ことで

「特定のレコード」

を選んで抽出することができます。

書き方は

Where [フィールド(列)]=[抜き出したいもの]

でOKです。これで

求めるデータを絞れます!!

その他、WHERE文と組み合わせる条件演算子は

・<(=)
・>(=)
・is null

などが使えます。演算子に関しては次回のNoteにて説明します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は

・SELECT文で「フィールド(列)」の整理
・WHERE文で「レコード(行)」の取り出し

をお伝えしました。みなさんのSQLの学習に役立てばうれしいです。

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