学校飼育ボランティア

2004年春から始めた学校飼育ボランティア.きっかけは妻がもらってきた子うさぎを家で飼い始めたことで,うさぎの生態に興味を持ち,小学校の飼育小屋の環境改善のためにお手伝いをしたいという気持ちになった.

小学校によくいる動物は「うさぎ」.しかし生態を理解し,教育的配慮がしっかり行き届いた飼育が出来ている所は少ない.理由は大きく3つ.(1)飼育小屋の作りが子どもにもうさぎにも不適切(床が土,日陰が少ない,雨天時対策の不備等),(2)複数飼いで雌雄混在,(3)餌用予算ギリギリで動物病院の予算はほぼ無い.このような状況下では飼育活動はとても困難,これは当時も現在も同じである.

そこで私は学校の飼育活動の支援をするために子ども向けにうさぎの生態を分かりやすく伝える資料を作成、更に管理職向けの資料は文科省が作成した資料をベースに飼育の方法だけでなく,教育的視点を含めたものにした.2010年からは小1の生活科で「うさぎのヒミツ」という授業をスタート,これまでに100クラス以上で授業を実施した.

うさぎ飼育は飼育小屋ではなくケージで1匹飼いがベスト.餌だけでなく年1の病院受診予算も確保して欲しい.


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