October ハリーポッターの街York編

10月の一週目初めて自分の住む所から足を延ばした。
場所はYork 歴史的な建物が多く残る素敵な街だ。

今回行くにあたって私はヨークで叶えたいことが3つあった。
・ヨークミンスターと呼ばれる教会を見学すること
・名物料理 ヨークシャープディングを食べること
・ハリーポッターのダイアゴン横丁のモデルとも呼ばれているシャンブルズ通りに行くこと

電車の行き方やチケットの手配,行きたい店を初めての旅行で少し緊張しながらもうきうきして調べた。

当日の天気は晴れ。駅のプラットホームの数が多く,迷いそうになりながらYorkに到着した。

グーグルマップを駆使しながらまずは,ヨークミンスターへ。
駅から少し歩くとそこは,イギリスの中世の世界そのものであった。

赤と白のバラの精巧な装飾をされた橋
その橋の先には,言葉をなくすほど立派なヨークミンスターがあった

なんだかこう,涙が出そうになった。イギリスの街並みに憧れて留学を目指した。その夢が実現したんだなと実感した瞬間であった。

ヨークミンスターは12世紀から建築が始まったゴシック様式の教会。幾度か破壊の危機にあったが,今でも当時の姿を残している。

ヨークミンスターのステンドグラスや内部の装飾や紋章は圧巻であった。12世紀といえば日本は鎌倉時代。そんな昔からこの建物を建築したり守ろうとした人々の思いがあったからこそ,後世にまで残すことができているのだろうと歴史に思いを馳せた。

内部をじっくり観察したり,お土産を選んでいると3時間も滞在していた。

ヨークミンスターを後にして,街を散歩していると突如大雨が降った
イギリスっぽいなあ,と思いつつ雨宿りがてら,ヨークシャープディングの店へと向かった。

プディングの名前がついているので,とても甘いものかと思いきや,触感はシュークリームの皮のようなパンの上に野菜とお肉と温かいあんのようなソースがかかった料理である。
肉の種類は,チキン,ターキー,ビーフ,ポークから選ぶことができたのだが,店の看板が豚だったのでポークを選択。

ワクワクしながら食べ進めたのだが,,味は★2.5の味であった。
私には,初めての味が多かった。
あんは,グレイビーソースと言われるものなのだが,このソースと変わった触感のプディングの相性が初めて食べる味で,なんとも言えない表情になってしまった。また,ローズマリーが入った肉団子もかなり,,苦手であった。

初めてのヨークシャープディングは,期待していた分がっかり度合いが大きかったが,後日ヨークシャーラップと呼ばれるヨークシャープディングのラップはかなりおいしく食べられた。苦手に感じた人はぜひラップの方を試してもらいたいと思う。

雨も上がり,体も温まったことで,最後のお目当てのシャンブルズ通りへ。

チューダー朝建築のかわいい建物,シャンブルズ通りの名物の細い道,おいしそうなにおいのお菓子屋さん,年中クリスマスグッズを売っているお店,店一面に本が置かれた古本屋さん

どれもこれも夢をみた世界であった。このキラキラを全て持って自分だけのものにしたいと思った。が,物価の高いイギリス。欲しいものを厳選に厳選を重ねて,仕掛けのあるクリスマスのポストカード一枚にその思いを託した。

授業一週目,英語も聞き取れない,友達もできない,体調もよくない不調続きであったが,Yorkに来てイギリス留学に来れた喜びを再認識できた一日であった。

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