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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー視聴後感想会【ネタバレ有!】

お久し振りです。彩斗です。
今日はブラックパンサーの新作を観てきたので、ネタバレ有りの感想を書いていこうと思います。ネタバレが盛大に含まれておりますので、大変お気を付け下さい。



               ネタバレ注意




ストーリーへの感想

今作は令和4年11月11日に公開された、ブラックパンサーの続編となります。前作の主役であるチャドウィック・ボーズマンさんが2020年に病でお亡くなりになってしまった為、今作では妹のシュリを軸とした物語になっております。

物語の始まりはティチャラ王の治療の為、キルモンガーに燃やされたハーブを復元しようと試みているシーンから始まります。研究室であの手この手でどうにか復元しようとしましたが、シュリの努力も虚しく、ティチャラ王の心臓は停止してしまうのでした。

その後、国を挙げたとても盛大なお葬式のシーンに切り替わります。ティチャラ王を国民皆で見送り、いつものMARVELのロゴシーンに入っていくのでした。しかし今作のロゴシーンはチャドウィック・ボーズマン仕様になっており、ここまで観ていた私の目からはボロボロと涙が流れてきました。

実は私、2021年からMARVEL映画を観始めておりまして、私がブラックパンサーという作品を視聴した時には既に、ボーズマンさんはお亡くなりになっていました。その後、IW、EGとボーズマンさんは出演されており、自分の中でボーズマンさんの死を実感できていませんでしたが、今作の冒頭で本当に亡くなってしまわれたんだなという喪失感で埋め尽くされてしまいました。

その後はなんやかんやで、シュリとリリ(後のアイアンハート)がネイモア率いるタロカン帝国に攫われてしまうのですが、なんとネイモア、タロカンをシュリに案内してあげるんですよねw
まあそのタロカンが美しいのなんのって話ですよ。水の中という幻想的な世界で自由に生きるタロカンの民。争いは無く平和しかないその世界にとても魅了されてしまいました。
その後案内が終わった後に、ネイモアからある提案をされます。私達と共に地上世界に復讐しないか、と。当然その提案を拒否するシュリ。すぐにタロカンから脱出するのですが、その際にタロカンの民を傷つけてしまい、ネイモアの逆鱗に触れてしまいます。

怒ったネイモアはすぐにワカンダに攻撃を開始します。タロカンの奇襲にワカンダの民は手痛い被害を受けてしまい、現ワカンダの国王であり、シュリの母親であるラモンダが殺されてしまいます。シュリはネイモアの復讐心からブラックパンサーになる為のハーブを完成させ、タロカン帝国との最終決戦に向かいます。
ちなみにブラックパンサーになる為の儀式で、シュリも祖先の平原に行ったのですが、ここで出会ったのがなんとあのキルモンガーであり、俳優も前作と同じ方が演じております。ここでキルモンガーが登場した事でファンの間で噂されていたキルモンガー生存説が否定されてしまいましたね…。私もその説好きだったので悲しいです;;

その後タロカンとの最終決戦で、ネイモアを上手く罠に嵌め、ブラックパンサーとネイモアの一騎打ちが:始まります。ネイモアは肌が乾くと弱体化すると見破ったシュリは、水辺の無い砂漠で戦うのですが、それでもネイモアは強く、ブラックパンサーの力を得たシュリと互角以上の戦闘を繰り広げます。熾烈な戦いの最後の最後にはシュリが勝利を収め、ネイモアに復讐を果たそうとしたその時、祖先の平原にいる母親から諭されます。「あなたが誰であるか示しなさい」その言葉を聞き遂げたシュリは兄ティチャラ王の様に、気高く生きる事を決め、ネイモアへの降伏を促し、ワカンダVSタロカンの戦争は幕を閉じました。

その後、シュリはナキアの元で、ティチャラへの追悼を行いました。兄との共演シーンを思い返しながら涙するこのシーンでも涙が止まりませんでした。
そうして落ち着いてきた所に、ナキアが男の子連れてきます。その子はシュリに向かってこう言います。「僕はティチャラ王子、ティチャラ王の息子」と…。

まとめ

今作ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーは、残された私たちがチャドウィック・ボーズマン・ティチャラ王の死とどう向き合うっていくかを丁寧に、敬意をもって描いた作品だと感じました。MARVEL映画に必要不可欠なアクションシーンもしっかり描かれ大満足でしたが、ボーズマンへの精神的な回答を主軸に、家族を失っていくシュリがどう生きていくか。それをしっかり描いてくれたこの作品にお礼を言いたいです。
最高の映画をありがとうございました。


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