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【最終1840位、レート1864】ポケモンSV S16使用構築 妄想渦ポンラオス



はじめに

 TNママミルクです。S16は電磁波怯み一撃技が飛び交い、結論パめいた並びが蔓延して風通しが悪くかなり評判の悪い環境でしたが、個人的には高いレートも残せたし楽しめたので構築記事を残しておこうと思います。

風通しの悪い環境…
もう1ヶ月やる意味ある?


構築経緯

【定数ダメージ+高火力or積み展開にはテラスタル特有の噛み合いを打破し得る力がある】という妄想に取り憑かれ、S14から継続的に①ドヒドディンルー②渦アンコカイリュー③キョジオーンを試し続けていた。結果②渦アンコカイリューが最も環境にマッチしていると感じたため、起点作成&展開阻害&対面駒&受け潰しのスーパーエースとして採用した。

渦アンコカイリューを止めにくる挑発カミ、サーフゴーを咎められ、ランドブリアシレサイクルに高い負荷をかけられる枠として剣舞炎ポンを採用。
 炎ポンとほぼ同じ役割をこなしつつ初手投げもでき電磁波耐性を持つチョッキガチグマを採用
することで、相手に合わせて炎ポンと使い分けできるようにした。

カイリューの電磁波アンコールで起点を作った時に一気に試合を終わらせ得るビルド水ラオスを詰ませ&スイーパー&抜きエースとして採用。

 上の4体でスタンパ系統と互角に立ち回れることが解ったので残り2枠は尖った補完枠が欲しかった。

隙を見せがちだったイダイトウに滅法強く、苦手な雨パ&噛み合いになりがちな水ラオスミラーを防ぐ選出圧力のあるタケルライコを採用

 最後に構築単位で勝てないドヒドディンルー&受けループ、やや重めなママン系統に最低限抗う為に零度パオジアンを採用。
 以上6体で構築の完成とした。

コンセプト

① 渦アンコカイリューを対策してない構築にイージーを取って勝率を担保する

② 流行のスタンパ&ランドブリアシレへの基本選出を作る

③ 受けに寄った構築はパオで破壊する

④ イダイトウにライコでイージーを取る

選出パターン

① スタンパ
→初手カイリュー、炎ポンorガチグマ、ウーラオス

 電磁波持ちが多そうならガチグマ
 それ以外は炎ポン
 とにかくカイリューで荒らす
 スタンパは特殊2枚選出が稀でほぼカミが出てくるのでカミを処理して相手の物理をラオスで詰ませるのが勝ち筋

② ランドブリアシレ
→初手カイリュー、ガチグマ、炎ポン

 カイリューでアシレブリに電磁波を入れて渦で荒らす
 ブリジュラスの電磁波をアンコールしてガチグマを投げると大地の力読みでランドが出てくるので交代読みノマテラブラムでGG
  ランドを落としたら剣舞炎ポンが止まらない
 スカーフランドは飛行テラバ以外に一貫する技が無く、飛行テラスを切るとカイリューの電磁波が入る

③ ママン等の受け系統
→初手パオ、ウーラオス@1

 パオで零度ぶん回してイージーを狙う
 当たらなかったらビルドラオスで全部ぶち抜く
 受けループはカイリューを連れて行けば数的有利=即TODに繋げられる

④ イダイトウ入り対面構築
→相手に刺さりそうな2体+ライコ

 カイリューカミ、ブリジュラスカイリュー等に打ち負けない2体を選出する
 体感ライコVSイダイトウは相手にテラス残ってても8割勝てるのでとにかくこのタイマンの盤面を作る



個別解説

カイリュー フェアリーテラス@食べ残し

 今作最強のポケモン。
 テンプレ調整よりかなりSに厚く振ったが、遅いブリジュラスやランドロスの上を取ることで有利な盤面が多く正解だと感じた。

 ランクマッチでプレイヤーがコントロールできるのは

①技の選択
②ポケモンの交代

だけだが、このポケモンは

①アンコールで技の選択を封じる
②炎の渦でポケモンの交代を封じる
③電磁波で技の成功率を0.75倍にする

という具合にプレイヤーのコントロール自体を阻害する害悪ポケモンである。強い。
 さらに渦の定数ダメージ+高耐久でやってることは実質キョジオーンなのに、キョジオーンと違って選出画面でキョジオーンだと判別できない。ほんとに強い。
 最強の対面駒であり起点作成要員であり展開阻害要員でもあり受け対策駒でもある。
最強。


炎オーガポン 炎テラス@竈門の面

 カミ、サーフゴーに強くランドブリアシレサイクルに弱くない枠①
 最初は火力が欲しくてSを準速ブリ抜きまで落として使っていたが、麻痺したブエナカミ相手の立ち回りが安定しなかったり、最速カイリューにボコられたりしたのでこの調整で落ち着いた。
 カイリューのアンコールで起点を作り剣舞を積むことで柔らかいカイリューを落とすためじゃれ採用。基本的にテラスタルを切っていないカイリューが重い構築なのでマッチする技だった。


暁ガチグマ ノーマルテラス@突撃チョッキ

 カミ、サーフゴーに強くランドブリアシレサイクルに弱くない枠②
  カイリューと合わせることで有象無象の嘘サイクルを破壊する。流行っていた電磁波カミ、サーフゴー、カイリューに強いため中盤までは炎ポンより選出機会が多かった。
終盤カミの流行が瞑想ドレキや瞑想痛み分けに寄ったことに気付くのが遅れてイージーウィンを献上してしまった。

連撃ウーラオス 毒テラス@オボンの実

 詰め要員兼積ませ要員。
 スタンパは特殊2枚選出が少なく、選出された1枚(ほぼブエナカミ)を処理できればビルドラオスで詰む構築が多いため採用。
 電磁波カミ+水ラオスが大流行していたためミラーが多発し、剣舞に勝てなかったり早いビルドに勝てなかったりで煩わしい時期があったがその様な瑣末な問題は全てライコ様が解決してくれた。順位が上がれば上がるほどライコ入りに水ラオスを投げるプレイヤーが減っていくのは興味深かった。
 剣舞より優れている点は物理相手なら無起点でも積み展開に持っていけるところ。

タケルライコ 鋼テラス@ブーストエナジー

 イダイトウ対策&水ラオス選出抑制&雨パキラー枠。かつ薄目のトリル対策。

前述した水ラオスミラーが煩わしい悩みと、イダイトウを4ウェポン襷パオで見ていたがステロが痛くて安定しない悩みを一挙に解決した構築の要。選出率は5位だがMVPをあげたい。
 ブーストエナジーを採用することで瞬間的に超火力を発揮できるのが偉く、放電で等倍テラスタルのイダイトウを確定2発。麻痺を引けば迅雷択の必要もないイージーウィンを取ることができた。
 終盤はイダイトウをチラつかせてラストに電気オボンパオを投げてくる賢いイダイトウ使いが増えて2戦カモられたが、テラスを妖から鋼に変更して流星群を採用すれば両対応可能なことに気付き事なきを得た。(流星群でH187D86パオジアン確定1発)
 鋼テラスでガチグマのノマテラブラムを耐える為流星群でトリル展開に切り返し得るのも偉い。

パオジアン 霊テラス@気合いの襷

 破壊の化身。
 4W採用で初手要員兼イダイトウ対策として運用していたが、ライコの加入によりガッツリ受け対策に寄せて零度を採用することができた。
零度パオをマジメに使ったのは初めてだが投げる構築を間違わなければヤンキー零度を打つ機会すら無く、決して下手クソが一撃を振り回してるだけと評価していいポケモンではないことが理解できた。
 最終日はハピラッシャに1回、ママンロンゲグライに2回の計3回投げて3/12命中。ママンロンゲグライは当てなくてもラオスで勝ってたし、ハピラッシャはその後盛大にプレミして負けたので貢献度は疑問符。

重いポケモン、構築

①初手オオニューラ
→マヂムリ…どくびしも毒手ねこだましもオボン軽業も全部キツい。パオにファング入れて霊テラスすれば対面は勝てるけど…

②ギミック系構築
→挑発持ちが居ないので結構キツい。みがわりが無いなら零度で最低限は抗える。

③イエカシラ系
→流行ってないので切ってたがライコで麻痺らせればワンチャン。地面テラスカシラ?知らんがな

終わりに

最高到達レート。次は1950だ。

 瞬間最高1906まで上がったところで保存するか悩み、あと3勝で3桁という欲望に負けて潜ったところオオニューラ(構築単位で無理)→麻痺&ジャラランガ→高速移動バトン眼鏡グレイシアと3連続で轢き殺されて19達成の夢は潰えましたが、久しぶりに最終日3桁チャレ帯でプレイすることができました。
 今後もマイペースにランクマライフを楽しみたいと思いますのでよろしくお願いします。

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