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ポケモンSVシーズン3使用構築 最終3625位 暴力サイクル

はじめに

 TNママミルクです。前期初の最終4桁&レート1,800を達成し、今期はレート1,850を目標にランクマを楽しんでました。無事目標を達成したので構築記事書いてみます。少しでも参考になれば幸いです。

構築概要

 シーズン序盤にいち早くセグカミラッシャという並びの強さに気付き、軸としたものの扱いきれず(仕事の関係で余り潜れず練度が低かった)5万位近辺に沈み、中盤から昨シーズン使用したクエスパトラ軸の積み構築に戻して4桁までは帰ってこれました。
 しかしバトンエースのサーフゴー、サザンドラの刺さりが甘くなったことセグカミラッシャが流行り過ぎて包囲網が敷かれセグレイブが積みエースの役目を果たせないことからこれ以上の上がり目は無いと判断して新構築を模索しました。
 まずセグレイブを外した穴に雑にイルカマンを放り込んでみたところ、想像以上に環境への刺さりがよく、暴力的な抜き性能を発揮したのでイルカマンと心中することを決めました。
 イルカマンで厳しいのは物理受けなので、サーフゴーを外した穴に特殊アタッカーのハバタクカミを雑に入れてみるとこれまた刺さりがよく、イルカマン同様暴力的な抜き性能を発揮。
 こうして圧倒的な暴力で全てを解決するというコンセプトのもと、新構築の軸2人が決まり、クッション役は環境を見ながら入れ替えつつ最終的な構築は下記の様になりました。

個別解説

イルカマン

 構築の軸。毎ターン動ける上に水単とかいう最強タイプを手に入れたケッキング。とにかく環境への通りがよく、セグカミラッシャのセグカミはワンパンかつヘイラッシャもインファイトで突破可能。ミミッキュ、セグレイブ、コノヨザル辺りに抜かれると面倒なので陽気最速ASぶっぱ。テラスは格闘だとインファイトで食べ残しの無いヘイラッシャが確定2発になるのですがジェットパンチとウェーブタックルのリーチを伸ばした方が強いと判断して水。
 技はジェットパンチ、ウェーブタックルが確定で、れいとうパンチ、クイックターン、インファイト、くさむすび辺りから選択になるが、コンセプトである圧倒的暴力サイクルと対面操作技の相性がいいため迷わずクイックターンを採用。残り1枠を冷凍パンチとインファイトで迷うが、冷凍パンチは対面キツめのカイリューに抗えるが、カイリューはほぼテラスタル切るし切らなきゃ裏のハバタクカミで処理できるので対セグレイブ&ヘイラッシャ性能を高めるインファイトを採用。
 持ち物はこだわり鉢巻一択。チョッキや珠で打ち分ける型も強いのですが圧倒的暴力サイクルのため。
ナイーブイルカが弱点のように言われますが、仮に最初からヒーロー状態でも不利対面なら普通に引くし、アマガのとんぼで着地させた後で打つクイックターンが強かったです。あと意外にナイーブ水テラスウェーブタックルが強く初手キョジオーン対面でキョジオーン落として爆アドという試合が数試合ありました。(H振りキョジオーン確定、HBでも乱数37.5%)
選出率1位。


ハバタクカミ

 環境に溢れるテンプレのフェアリーテラ眼鏡型。ハッサム、イルカマン、マリルリ辺りがキツいので頑張って処理しましょう。とんぼクイタンから安全に有利対面作った時の火力の押し付けが暴力的。できることできないことがハッキリしてて誰が使っても判りやすく強い型。来期は使用率1位になるのでは?
選出率2位。


アーマーガア

今期のサプライズ枠。最高のクッション。イルカとハバカミを使ってるととにかく相手のハバカミがキツく水ロトムはムンフォムンフォで死亡、ハッサムは読まれてマジフレで焼死、ジバコイルはマジフレで特攻下げられて火力不足。いいクッションが見つからず「初手にハバカミ来ませんように」というお祈りプレイが続いていた時見つけたのがアーマーガア。
 HB物理受けで使っていたのを雑に転用したが眼鏡ムンフォ2耐えかつアイアンヘッドでH4振りハバカミが確定。一番エライのはタスキで生き残られてもムンフォやマジフレの特攻ダウンを特性で跳ね返して後続の負担を減らせること。
 ハバカミ対策に特化させるならHDベースなのかもしれないが、HD特化しても眼鏡シャドボは2耐えできないため汎用性を重視してHBで運用し、不都合は感じてません。なので今まで通りカイリュー、イダイナキバ辺りに役割もてるし、ヘイラッシャ、カバルドンは挑発で完封。
そもそもイルカを変身させればハバカミはジェッパで縛れるので一撃耐えて後攻トンボで暴力装置×2を安全に着地させるだけでも仕事終了。この仕事を安定して完遂できるアーマーガアを入れてからレートが爆上がりしました。
 テラス水にしたかったんですが、レート1,850をかけた最終戦がドラゴンテラスタル無ければ負けてたという試合だったので今後もドラゴンでいきます。
選出率3位。だけどMVPでありチームの要。


ラウドボーン

 クッション&ギミック構築対策。ちいさくなるフワライドやムラっけ勢が不快なので対策として構築入り。上記ギミック構築が来た時や暴力装置×1+クッション2枚というパターンの時に選出。テラスタルで弱点ズラしながら鬼火を入れる動きでドドゲザン、カイリュー、イダイナキバ、テツノカイナ等を機能停止に追い込むのが快感。
選出率4位。


サーフゴー

 キョジオーン絶対殺すマン。水テラが増えてるので10万ボルトを採用。セットで出てくるドオー用にサイコショック入れてもいいのだが、言うほどダメージ入らないしドオーも水テラスを多く見かけたので。ヘイラッシャの処理速度も向上(地割れ怖い)。テラスは電気も考慮したが、悪巧み積み切った後でキョジオーンヘイラッシャの地割れにやられるパターンが続いたので飛行(地割れ怖い)。対受けループ性能も高い。
選出率5位。


キョジオーン

見せポケ枠。サーフゴーを呼びやすくなり、イルカの通りが良くなる。最初はキノガッサを置いていたがサーフゴーでなくマスカーニャを呼んでしまうことが多くキョジオーンに変更した。相手の技が外れますように、という願いを込めてひかりのこなを持たせた。(地割れ怖い)
選出率6位(未選出)


最後に

 2/26時点で目標のレート1,850を達成し早期撤退できたことが大きな自信になりました。来期は早めに始動して1,900を目標に頑張りたいです。
厳しい相手(今回はハバカミ)は単体の対策特化ポケモンで見るのではなく、構築全体で動きとして見るべき、というのが実践を伴って理解できた印象深いシーズンでした。
 最終使用構築とは別に、中盤に順位を爆上げしてくれたクエスパトラとサーフゴーについてもnoteに記事を書いてるので興味があればそちらもご覧になってください。(シーズン全体のMVPは間違いなくこの2人!)

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