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ユーフォ3期4話感想

毎回、放送を見終わった後に雑にテキストでまとめていたものをこちらに置いていくことにする。フォーマットとか考えず熱に背中を押されたまま書いているので読みにくい文章だけど変に添削せずそのまま載せる。

OPの「最後の曲へ行こう」で毎度泣いてしまう。

お墓のシーン
おじいちゃんたちと求の間に側溝の線がひかれている。
京アニは人の心の距離をこういう線とか光で表現してくるのがいつもうまいなあ。

奏は求に対してだけなんか雑な対応を続けてるけど
この感情はどこかで回収されるのだろうか。

黒江真由が上石弥生のパンツを縫うところ。
ママ先輩と普通に言わせているところになにか距離の近さを感じた。
針谷佳穂にユーフォの運指を説明したりして一年生の懐に入っている感覚。
ユーフォってこういうところ後で効かせてくる気がする。

演奏シーンがなかったことは素晴らしい英断だと思う。
吹奏楽が好きな人は演奏を見せてほしかっただろうけど
演奏シーンはとんでもなく作画カロリーが高いのでテレビで簡単にやれるものではない。
ましてマーチングは動きながらだからほんと大変だと思う。
そのコストをかけなかったことでお話を表現するために尺が使える。
良いことしかないと思うし俺は大賛成。

サンフェス演奏後、タンポポが出てくるんだけどなんか意味があるのかな。
ただの時間経過を見せただけ?

麗奈がタケカワさんにありがとうというシーン。
久美子があすかをインストールしながら部をコントロールしているのと同じように
麗奈は麗奈で滝先生のやり方を追っかけてるんだなって気がした。

樋口の話をみどりと久美子が二人で聞くシーン。
樋口の言葉に久美子がいったんうなづいた後あれ?って感じになるのは何が理由なんだろうか。
全国金だったのを知らなかったのかな?よくわからないところ。

黒江真由が求の扱いに文句を言う奏をうまくコントロールするシーン。
真由は普通に腹芸ができるってことだ。
つまりこれまでの空気読めない言動もすべて狙っていたって可能性がある。
この先の話は分からないけどそういうことを示唆するシーンだとしたら上手すぎる。

樋口も源一郎も人の気持ちがわからないタイプの人だと思う。
すごい優秀でいい人だけど他人の気持ちを想像できないタイプの人は存在する
求は龍聖行かなくて正解だとおもう。

久美子が2回驚くのは好き。
こういうところが入っているユーフォが好き。
こういうシーンの直後にみどりや求と真面目に話せる黒沢ともよがやばすぎる。

求のみどり先輩には迷惑をかけないというセリフ。
ユーフォでは絶対迷惑をかけるときに出てくるセリフなんだよなあ。

信頼されていないと吐露するみどり。
ほんとつらいだろうなあ。
踏み込んで行くべきではないと思って何も聞かずに来たことを後悔したかもしれない。
自分に何が足りないのかずっと考えただろうなあ。
そこから最後に一緒に演奏するという答えを選んだ。
今まで通りの先送りに見えるかもしれないけど求にはそれがありがたかったと思う。

求は京阪宇治で久美子に声をかけ、宇治橋で話し、また京阪宇治に戻った。
つまり宇治に住んでるんじゃないのに宇治に来た。
久美子なら解決してもらえると思ってわざわざ来たってことだよな。
そう思われる久美子はすごいと思うし、そっちに相談に行かれたみどりは悔しいよな。

求の姉ちゃんの状況は1期の滝先生と麗奈の逸話とかぶる。
姉ちゃんに麗奈のマインドがあったら、そして寄り添う久美子がいたら結果は違っていたんだろうなあ。
姉ちゃんかわいそう。病気って言ってたけど自殺なんだろな。

久美子が求の事情を聴いておじいさんと樋口に話した方がいいよと言ったシーン。
そこで終わったら単純にみんなで仲良くやっていこうというだけになる。
「気持ちは演奏に出るよ」
これは北宇治が全員で全国大会に出て金賞を取る為の言葉なんだ。
あすかの姿がよぎる。
久美子はこの部で一番、麗奈よりも貪欲なんだ。
そのために何ができるかってのを今までの経験を全部おろしてきて戦っている。
そういう風に感じた。

京阪宇治駅前、求と久美子の間をタクシーの光が通っていくシーン。
これ、普通なら演出として間違いと指摘されるシーンだと思うんだよなあ。
久美子から求に光が移っていくという効果が必要だったのはわかる。
ただ、それならライトが当たっていく久美子→引きで二人とタクシーを見せるって進め方でよかったのではないか。
タクシーのアップを入れた意味はなんだろう?ここがわからない。
普通は誰かが降りて出てくるか二人のどちらかが乗るかのどちらかでしか使わない。
いま俺がこうやって気になってしまっていることがこの演出の答えなのかもしれないけど。

求との会話の後、なぜ姉ちゃんに連絡したのだろう。
誰も察してあげられなかった求の姉ちゃんのことを考えて急に心配になったのかな?
ほんと解像度高いな、このアニメ。

最後みどりが求に声をかけて演奏するシーン。
みどりは久美子のような対応はできないけどみどりにしかできないことがある。
求にとって最高の対応だったと思う。
いつもはキャラ寄りの扱いだったみどりがここでは何か引っかかりがありつつも
いつも通りの自分でいようとするような声でしゃべっていてやっぱ豊田萌絵も侮れんよなと思った。
カルテットみんなやばいんだよな。

あがた祭りのポスターで終わるのがほんとユーフォって感じ。
リアタイで見たとき(ヘッドホンでリビングで見ていた)変な声を出して嫁さんに怪訝な顔で見られた。

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